ホサナキリスト教会日曜礼拝のメッセージアウトラインです。 「彼の顔は御使の顔のように」 使徒の働き 6章8~15節 "さて、ステパノは恵みと力に満ち、人々の間で大いなる不思議としるしを行っていた。 ところが、リベルテンと呼ばれる会堂に属する人々、クレネ人、アレクサンドリア人、またキリキアやアジアから来た人々が立ち上がって、ステパノと議論した。 しかし、彼が語るときの知恵と御霊に対抗することはできなかった。 そこで、彼らはある人たちをそそのかして、「私たちは、彼がモーセと神を冒瀆することばを語るのを聞いた」と言わせた。 また、民衆と長老たちと律法学者たちを扇動し、ステパノを襲って捕らえ、最高法院に引いて行った。 そして偽りの証人たちを立てて言わせた。「この人は、この聖なる所と律法に逆らうことばを語るのをやめません。 『あのナザレ人イエスは、この聖なる所を壊し、モーセが私たちに伝えた慣習を変える』と彼が言うのを、私たちは聞きました。」 最高法院で席に着いていた人々が、みなステパノに目を注ぐと、彼の顔は御使いの顔のように見えた。" (1)主イエスと結びついていることからの輝き ①7人の執事選出のポイント〜能力やスキルではなく人格に関わること 「聖霊と知恵」(3)、「信仰と聖霊」(5)に「満ちた」人達の筆頭にステパノが挙げられている。 ②「恵みと力とに満ち」(8)た人として結実 議論の中で対抗できないほどの突出した勝利 (2)聖書に深く根ざしていることからの輝き ①イスラエル歴史の概略を熟知している(7章) アブラハムからダビデに至るイスラエル建国と選びの歴史 ②聖霊による正しい聖書解釈 「あなた方は先祖たちと同様にいつも聖霊に逆らっている」(51) ⑶使命にコミットしたところにある輝き ①死線を超えた奉仕 正論を語れば死刑に処せられることを知りながらの忠実な奉仕(52-53) ②主イエスの足跡を辿った奉仕 「私の霊をお受けください」(59) 「主よ。この罪を彼らに負わせないでください」(60) これらは、主の十字架上の言葉と対比・類似している。 (結論) あるべきところに自らがあるなら勝利者となり得る。 困難や問題の直中、人生の「まさか」にあって主の前に自らがあるべきあり方を保つ事。 主はそのあなたをご存知であられる。 神の右の座に着座しておられるはずの主イエスは、「神の右に立って」(56)おられた。