「変貌の山」
7月
6日
ホサナキリスト教会・日曜礼拝のメッセージアウトラインです。
「変貌の山」
聖書箇所: ルカの福音書 9章28~36節
"これらのことを教えてから八日ほどして、イエスはペテロとヨハネとヤコブを連れて、祈るために山に登られた。
祈っておられると、その御顔の様子が変わり、その衣は白く光り輝いた。
そして、見よ、二人の人がイエスと語り合っていた。それはモーセとエリヤで、
栄光のうちに現れ、イエスがエルサレムで遂げようとしておられる最期について、話していたのであった。
ペテロと仲間たちは眠くてたまらなかったが、はっきり目が覚めると、イエスの栄光と、イエスと一緒に立っている二人の人が見えた。
この二人がイエスと別れようとしたとき、ペテロがイエスに言った。「先生。私たちがここにいることはすばらしいことです。幕屋を三つ造りましょう。一つはあなたのために、一つはモーセのために、一つはエリヤのために。」ペテロは自分の言っていることが分かっていなかった。
ペテロがこう言っているうちに、雲がわき起こって彼らをおおった。彼らが雲の中に入ると、弟子たちは恐ろしくなった。
すると雲の中から言う声がした。「これはわたしの選んだ子。彼の言うことを聞け。」
この声がしたとき、そこに見えたのはイエスだけであった。弟子たちは沈黙を守り、当時は自分たちの見たことをいっさい、だれにも話さなかった。"
(1) 山上での祈り
①イエスの生涯の転機を迎えていた〜1週前に十字架の苦難をされたばかり(22-27)
すべての重荷を主に委ねよ
②選択的な人選をされた理由ーペテロ、ヨハネ、ヤコブだけを伴って
(2) 山上での変貌
①イエスの場合は本来持っておられた神としての栄光の表れ。
祈りは外界を離れ主の顕現と臨在とに触れる場である。
②私たちの場合は神の栄光を鏡のように映し出す輝き(ステパノ・使徒6:15)
⑶ 山上での話題
①モーセとエリヤ〜「イエスがエルサレムで遂げようとしておられるご最期について」
エクソザス(出エジプト)、最大の試練であり事業
②ペテロ〜「何を言うべきかを知らなかった」
幕屋は仮庵の祭りの時の小道具であり、メシア来臨待望の祭りである
(結論)
高い山に登ることをそこで神と交わることを学んでいこう。栄光の主と接する毎に私たちは変えられていく。やがて日常生活の話題がルーティンではなくゴールに向けたものと変えられるまで。