「信仰の挑戦」
3月
2日
「信仰の挑戦」
民数記 14章13~24節
"モーセは主に言った。「エジプトは、あなたが御力によって、自分たちのうちからこの民を導き出されたことを聞いて、
この地の住民に告げるでしょう。事実、住民たちは聞いています。あなた、主がこの民のうちにおられ、あなた、主が目の当たりにご自身を現されること、またあなたの雲が彼らの上に立ち、あなたが昼は雲の柱、夜は火の柱の内にあって、彼らの前を歩んでおられることを。
もし、あなたがこの民を一人残らず殺すなら、あなたのうわさを聞いた異邦の民は、このように言うに違いありません。
『主はこの民を、彼らに誓った地に導き入れることができなかったので、荒野で殺したのだ』と。
どうか今、あなたが語られたように、わが主の大きな力を現してください。あなたは言われました。
『主は怒るのに遅く、恵み豊かであり、咎と背きを赦す。しかし、罰すべき者を必ず罰し、父の咎を子に報い、三代、四代に及ぼす』と。
この民をエジプトから今に至るまで耐え忍んでくださったように、どうかこの民の咎をあなたの大きな恵みによって赦してください。」
主は言われた。「あなたのことばどおりに、わたしは赦す。
しかし、わたしが生きていて、主の栄光が全地に満ちている以上、
わたしの栄光と、わたしがエジプトとこの荒野で行ったしるしとを見ながら、十度もこのようにわたしを試み、わたしの声に聞き従わなかった者たちは、だれ一人、
わたしが彼らの父祖たちに誓った地を見ることはない。わたしを侮った者たちは、だれ一人、それを見ることはない。
ただし、わたしのしもべカレブは、ほかの者とは違った霊を持ち、わたしに従い通したので、わたしは、彼が行って来た地に彼を導き入れる。彼の子孫はその地を所有するようになる。"
⑴ 40日間の試練
①信仰と不信仰の顕現化
12人の偵察隊の内の10人と2人の異なる報告
全会衆の判断(1-3)
②40日が40年の代償
「主の栄光が全地に満ちている」(21)のだから
⑵カレブの霊(24・新改訳2017)
①10人の者らと同じものを見たのに異なる報告(7-9)
何がこの相違を分けたのか
②たましいの性質、「霊」が霊感されているかないかによる
⑶神の経綸の進展
① 40年の遠回りをしても約束の地の嗣業には変化がなかった。モーセのとりなしと契約のゆえに(17-19)
②私たちは神の経綸のどの構成要素となるのか
不信仰の反面教師(Ⅰコリント10章)?
信仰の勇姿(ヘブル11章)?
(結論)
疫病がパンデミックしようとしているこんな現在あっても主の栄光は全地に満ちている。その中で神の経綸は、メシア的王国の完成に向かって進展している。私たちはどのようにこれに関与し参与するのか。