コロンブスとアメリカ
10月
14日
ニューヨーク-セントラル公園南西の端にあるコロンブス-サークルにやってきた。
今週月曜は「コロンブスの日」として休日だった。
と言っても学校やほとんどの会社は通常通りの開業。
官庁や銀行、郵便局などが休業した。
コロンブスが米国を「発見」したとされる1492年。
もう一つの重大な史実がある。
同年、スペインはユダヤ人国外退去命令を発布した。
これまで友好的であったユダヤ人政策を180度転換。
イベリヤ半島に居場所を失ったユダヤ人らのために神は新大陸を用意されたかのようだ。
当時コロンブスの3つの帆船は二人のユダヤ人銀行家が用意したものであり、サンサルバドル島に最初の1歩を記したにもユダヤ人であると聞いている。
ユダヤ人が去ったスペインは徐々に勢力を失っていき、スーパー国家の位置を失って行く。
イベリヤ半島からユダヤ人を追い出した彼らはやがて植民地とした南米大陸から駆逐されて行く。
現在の南米にはスペイン黄金時代の名残をその遺跡と人々の話す言語からしか見出せない。
「あなた(アブラハムの子孫であるユダヤ人)をのろうものはのろわれる」(創世記12:3)にあるアブラハム契約の成就をここにも見る。