人生の変革
7月
19日
翌日は友人の待つ原宿へ。
15年ほどの付き合いになるその友人曰く
「髪を染めるといいよ」
「白髪を残して黒上だけを染めることが出来るんだ」
「茶色に少し赤みを入れると、ナチュラルになる」
「最も新しくて流行りの色だよ。これから鏡を見るのが楽しくなると思うよ」
私は人生この方、神を染めたことがない。
天然の白髪だけ。
日本人は黒と白髪とのツートンカラーが目立ちすぎてしまうらしい。
私の家族写真を見たその友人には、私だけが異なって見えているらしく
「家族の一人らしくしてあげるから」
と言いながら施術を開始。
「明日、教会で説教をしなくてはならないのだから、
追い出されないように、あまり派手にならない程度におねがいします」
そんなことを言いながら
まな板に乗った鯉となりました。
出来上がりは、、、
私は満足。
だが、家族は誰も気が付かない。
そこで「何か私で気が付いたことない?」と水を向けて見る。
「ヘアカットしたのね」と妻。
―それでもカラーには気が付いていなかった―
弟曰く
「関心を持たれていないんだね」