「あらっ、ここにも来ているんですか! あなたは国中に現れるのね。 私はサンフランシスコのJoseph Cozaで働いていたSよ。」 突然、会心の笑みを見せながらそうまくし立ててきた 丸顔の30代の女性。 ウー、申し訳ないが私には記憶がない。 その後のSさんとの会話によると、 8年ほど前までサンフランシスコで働いていたSさんは 一時仕事を中断して 世界中をバックパックしながら旅行。 旅の行く先々でキッチンや清掃係としての臨時収入を得ながら資金を作る。 ニューヨークに落ち着いたのは数年前のこと。 サンフランシスコでの思い出話しに花が咲いたが、 彼女にはニューヨークが合っているとのこと。 古いものと新しいものとが織りなして調和していたり、 創造的で芸術溢れた街並みから刺激を受けるそうです。 そう言われてみれば、 確かにそのような特徴がこの街にはある。 米国は広い。 各都市によって住民の民族が異なり、雰囲気や文化が大きく異なっている。 私に合う街ってどこなんだろう、、、? シアトルで充分合っていると思うし、 新しいもの見たさゆえに放浪の旅に出る気力なんて私にない(*^^*)