自分だけの思い込み
8月
26日
私の乗っているカムリのスピードメーター等、
全ての計器類の照明が点かなくなった。
ダッシュボードを全開して、電球を取り替えるだけだと思うが
自分でできる作業ではない。
あ~あ、これでまた数百ドルの痛い出費となる~
修理を先延ばしにしてきた。
夜間走行するときはまったく計器類が見えない。
そこで懐中電灯を時に照らしながら
スピード違反には気をつける応急措置。
トヨタのサーヴィスセンターに電話でアポを取ってから数日後、
そのセンターに行ってきました。
待つこと10分。
サーヴィスマンに現状を説明すると、
彼はおもむろに計器に手を差し伸べると
目の前の計器類が一斉に明かりを点した!!
ダイヤル式の照明調節がOFFの位置にあったのが原因。
指一つでそれを回しただけで完全解決。
あまりのあっけなさに、ガーン。
「良くあることなんだよ」とサーヴィスマンは慰めてくれた。
修理終了まで覚悟していた待ち時間のストレスも
傷む財布への恐れも
トヨタに対する不信感も
全ては自分ひとりの思い込みからしょっていたもので
独り相撲というもの。
自分勝手な思い込みが
相手を非難したり、自分が損した、傷つけられたといって怒ってしまうことは
日常生活の中でしばしば拝見する。
そのダイヤルを知らない間にOFFの位置に回したのは、
洗車の時、ボードをタオルで拭いたときであったに違いない。
自分に原因があったのに、それには盲目で
故障だ、欠陥だ、損失だ、と他者に攻撃の矢を放つ。
人の判断力は限られたものでしかない。
主はさらに大いなるお方。
このお方に目を向けよう。
「心を尽くして主に拠り頼め。
自分の悟りにたよるな」
箴言3:5
「愚か者は自分の道を正しいと思う。
しかし知恵のある者は忠告を受け入れる。」
箴言12:15