聖書が教える死後の世界~タータラス
8月
1日
「タータラス」という語はハデス(シェオール)の一部を構成している場所で
堕天使が幽閉されている場所です。
聖書には一箇所にしか使用されていない語です。
「神は、罪を犯したみ使いたちを容赦せず、地獄に引き渡し、
さばきの時まで暗闇の穴(タータラス)の中に閉じ込めてしまわれました。」
Ⅱペテロ2:4
アビスが一般の堕天使が閉じ込められているハデスの中の一区域であるのに対して
タータラスは創世記6章の堕天使が閉じ込められている一区域です。
この堕天使らは、創世記6章で「人の子ら」と雑婚をした「神の子ら」でると言えましょう。
「主は、自分の領域を守らず、自分のおるべき所を捨てた御使いたちを、
大いなる日のさばきのために、永遠の束縛をもって、暗闇の下に閉じ込められました。」(ユダ6)
アビスに閉じ込められた悪霊やサタン、反キリストなどは一時的に解放されて再び暗躍を仕出かすが、
タータラスの悪霊らはそこから解放されることはなく、「火の池」へ直行する。