中央に見えるのが、サンフランシスコのAT&Tスタジアム
ハイウエイ101は、サンフランシスコベイの西岸を北上してSFに至る。
先週のサンフランシスコでの話題をもう一つ。
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■ WBCが終わったばかりのSF
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市内の日本人の集まる店舗に置かれている
フリーペーパーや雑誌を楽しみにして拝読します。
先週はどのペーパーも、WBCの話題で持ちきり。
SFで行われたのだから当然ですよね。
「侍、ありがとう」
こんなコピー文が大きな写真付きで一面に掲載されてます。
たとい負けても、「ありがとう」
島国ニッポンが野球の本拠地に乗り込んできて、
世界ベスト4を戦うこと自体が快挙。
そんな風にあらかたのわれわれ日本人は感じているようです。
ところが、米国人はWBCを意識してません。
無視しています。
いや、意識して無視してるのではなくて
小さすぎて目に留まらないかのようです。
それより、自国リーグの方に注目してるんです。
TVニュースは大リーグのことばかりで、
自国がすでに敗退しているWBCなんて報じているのを見たことがありません。
(もともとTVは見ていないので見る機会がないだけですが、、
でもそんな感じだと思う)
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■ わが国こそが世界そのもの、という意識
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「世界一?」
そんなのドーデもいいじゃん、ってな感じです。
米国=世界
米国一=世界一
そんな風にどっかで考えている。
そうでなければ、国内リーグの決勝戦に、
なぜ
「ワールド・シリーズ」
なんていう名を付けるんだ!
(また一人で憤慨してしまいました)
かつて家内にその質問をぶつけたことがあります。
すると彼女は、
「だって、、、野球はこの国で始まって、今も盛んだし、、、、一番強いから~」
これは3年ほど前の第一回WBC直後に起こった夫婦間の相克です。
私も負けていませんでしたよ。
そのときは。
日本を背負って、反論しました。
「一番強い、、、?
何行ってるんだい。
WBCの結果を見たか?
日本が優勝したんだよ。
それに大リーグで一番ヒットを打っているのはイチローじゃあないか!」
唾を飛ばしながら、コーフンして言いましたね。
たぶんそのときの私の顔は、おたふく風邪のように赤く膨れ上がっていたと思う。
「そう、そう、米国は高慢になってるのね」
そう認めた彼女。
ここでも、
「そんなのど~でもいいじゃないの」
と言う態度がありあり。
私たちは
「世界に認めてもらうこと」に躍起になる。
彼らはすでに自分自身が世界だと考えているんです。
それゆえ、「世界一」というフレイズに何ら関心がないみたい。
このあたりの我彼の差は、たやすく変わりようがないようです
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