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ニューヨークのタクシー・ドライバーから教えられたこと

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ロックフェラーセンター 階下が... ロックフェラーセンター
階下がスケートリンク上となっています
8丁目にある Astor Pl... 8丁目にある Astor Place
見えないですが、雪が降っています。
マンハッタンを走るタクシーは皆、
黄色いボディをしてます。

そしてその数と言ったら、半端ではありません。

常時目の前を走って行きます。
しかも2ー3台固まって流れてるんです。

青信号に変わって流れ出した5-8台が
全てタクシーだった、
そんなことも数度ありました。

マンハッタンのミッドタウンあたりでは駐車場がないので
ほとんどの人が公共交通機関を利用します。

タクシー・ドライバーは、
これまでアフリカ系、インド系、中南米など
世界各国からの移民の方々でした。

彼らとおしゃべりするのも楽しみなのですが、
それぞれのお国アクセントがあって
聞き取るのに苦労します。

私の日本アクセントも先方は
苦労しているはずです。

いや、それは私の思い過ごしで
彼らは少しも「苦労」なんてしてないのです。



「下手な英語で通じなかったらどうしよう」

「 文章は正しいが、アクセントで通じない」

そんな不安や恐れが渡米当初の私にはありました。

ところが、
米国人は我々外国人の英語がまずくても
気にしてないんです!

これに気がついた時、正に開眼しました。

多少文法が間違っていてもヘッチャラ。

日本流アクセントのどこが悪い?!
と開き直りが出来ました。



言葉は本来、意思疎通の手段。

文法やアクセントで正確さを競い、
試験で良い点を取るためのゲームでない。

米国は移民で成り立っているお国。
アクセントがあるのはお互い様。


地方から東京に出てきた新入生や新入社員が
方言を東京弁に変えるのに苦労するそうですが、

いくら苦労したところで
今の40代後半の私に、アクセントが矯正できるはずなし。

一民族一言語の日本に比べて
他者との違いを許容出来る度量は
この国で桁違いに大きいのです。

それが言葉であろうと、宗教であろうと、何においても。。

確かめていませんので正確さは保証しませんが、

土曜に乗ったタクシードライバー曰く

在留資格の無い不法移民がマンハッタンには
ザックリ35%もいるのだそうです。

そんな彼らでも
現金払いの仕事を持ち
子供達は学校に通い、堂々と生活しているんです。

オバマ政権は、犯罪歴等のない不法滞在者に対し
市民権を授与する法案を準備中とも聞いています。

ズーズーしくも居座って、既得権をいつの間にか認めてもらう。

そんな構図と言えます。

実際、この国の農業なり建設業は
彼ら不法移民がいなくては成り立ちません。



さあ、シャイで真面目な日本人の皆さん、
米国で生き延びるためには
ズーズーしさを身につけましょう(^O^)

これは、英語よりも優先度の高いスキルと考えます。
(本当の話です)



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