明日、オリンピックの女子サッカーの決勝戦がある。
なでしことの対戦は言うまでもなく米国で、昨年のWカップと同じカード。
実に面白い!
我が家には日本人と米国人がいるわけで、最も愛国心が高揚される国際スポーツの決勝戦でどちらの国を応援するべきか? ことによると、家庭内分裂を引き起こすか?
昨年の例で言うと、家族全員がなでしこを応援していた。
私以外は山形県の牧師館で未明に起きてのTV観戦。その米国時間は礼拝の最中で私はもちろん見ることはできなかった。
祝祷をささげるときになって胸ポケットの携帯電話が鳴った。もちろんキャッチできなかったが、それが試合終了の瞬間だった。
「日本が勝ったよ~」という家内からの歓喜極まる涙声を改めて聞いたのがそれからしばらくたった時。
あの時、震災と原発の後遺症で日本中が苦しんでいる時だった。
なでしこ、勇気をありがとう。
今回、昨年の勝利が偶発でなかったと証明させたいと、今回もなでしこ側に回る家内。
私はもちろんなでしこ派。
体格の大きさや身体能力は大きな開きがある。
個人戦ではとても西洋人にかなわないが、短いパスワークによる組織力を生かした戦術でこれまで勝利をもたらしてきた。
サッカーには、その国民性が顕われる所以。
一人の光るスターに寄らず、チームワークによる勝利貢献こそ、11人サッカーの見所ではないか。
身体の大きさに優位性が比例するのは明らかだ。
その単純な原理を、個人の走力とスキル、集団の意思疎通力が凌ぐところにスポーツの醍醐味がある。
柔道で言うなら、「柔よく剛を制す」といったところか。
さて、私も熱くなってきた。
自分たちのプレーを出し切って楽しんでください、なでしこさん。
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