楽しくなければ勝てない
8月
2日
「明美ちゃん、魔女みたい」と思わず言ってはならないコメントが口から出てしまった。
アイシャドウをピンクや緑の原色に、髪の毛は6~7つほどの束にして、幽霊の仮装行列にでも出るのか、とさらに突っ込みを入れたくなるおぞましさ。
彼女だけでなく、すべてのガールズたちはそんなファンキーな変装をして楽しむ日だそうです。
ここにもスポーツが「遊び」である米国の一面がある。
一方、日本においてはスポーツが「道」である。
だから「礼」から始まり、頭髪や服装までの決まりごとがあり、「先輩・後輩」のヒエラルキーがある。これら「遊び」でない要素は枚挙に暇はないが、読者の皆様が日本人であるなら、しかも部活経験者ならお分かりですね。
サッカー部から野球部に転向するなんて考えられない。
それは裏切り者になる。
ところが米国では一年を通じて同じスポーツをするなんてありえない。
季節ごとに野球、サッカー、テニス、、、と言うように輪転していく。
その季節にあるスポーツを選択するかどうかも、年によって様々だ。
ある日本人オリンピックメダリストが言っていた。
"世界の一流アスリートは競技を、人生を楽しんでいる。
僕はいつから勝つための練習になってしまったのだろう。
子供のころ、僕は楽しいから走っていた。
走るのを楽しめないなら、世界に勝てない。”
「5時間も走りっぱなしでくたくたよ」と言いながら早めにベットインする子供たち。
明日はどんな仕掛けでキャンプに行くのだろうか。