どうして自分を人から遠ざけるのか?⑩
6月
13日
1 傷ついた心
・捨てられた…大切だった人が、どんな理由であれあなたから去っていかなければならなかった。
・不定期な愛着…愛は与えられるが予測できない形で与えられた場合。あなたがその人を必要としている時に相手がいてくれるのではなく、相手の都合でころころ変わってしまう。
・攻撃…愛というのは、傷つくことを覚悟でそれでも自分を表にだしていくことです。愛には、傷つくかもしれないというリスクが伴います。もしあなた愛の必要が攻撃されてしまったら、もう人間関係を持ちたくなくなるでしょう。
2 自給自足
人を避ける人は、自分の身の回りのことを自分でできるとか、社会生活に関することではありません、人間関係における自給自足は、問題です。
自分でなんでも解決しようとする、ほかの人の迷惑にならないように自分のことは話さない、自分は大丈夫だから。。。などという考えを持ちます。神は、私たちを一人で充分生きていけるようには作られませんでした。人間関係の中で助け合って生きるようにされました。自給自足というのは罪の結果なのかもしれません。
3 飢えを経験することができない
人と繋がらないといけない時にこそ、自分たちを人間関係の飢餓状態に持っていきます。彼らは、自分の必要に気が付いておらず、自分の心の中がからっぽなことに麻痺してしまっています。以下のことが当てはまりますか?
私は一人の方が落ち着く、人が周りにいると居心地が悪い。
私は孤独にはならない。ほかの人が言っている意味が分からない。
人と会わないといけないから会う。仕事など。。。
休暇を想像する時、イメージの中で私一人が何かをしている場面だ。
4 過少評価をする
大したことないと思う。無視する。過小評価は私たちをリスクをとることから守るが、あなたの内側に死を保ちます。下記を自分に問うてください。
必要はあなたにとって良い部分です。
あなたがどのように必要を過少評価するか観察してください。過小化するパターンがあるでしょうか。
人間関係に自分の必要を持ち込んでください。
5 完璧主義
過ちに寛容になる能力がないので、完璧主義者は人との繋がりを持つには失格です。完璧主義者は、他者よりも自分を優れているとし、相手にその非をいつも思い出させます。また、他者を完璧主義者に繋がることを許しません、何故なら、他者が完璧主義者の期待に応えることが出来ないからです。
あなたが完璧主義者なら次のことを試してみてください。
あなは、目的に向かうための考えを要求に変えてしまったことを知ってください。
・イエス様の十字架の意味をもう一度かんがえてみてください。私達は、愛されることと失敗することを同時にすることができる存在です。愛は、完璧であることで稼ぐものではない。
・あなたがありのままで、弱さを告白できる人をさがしてください。
・どうして自分が完璧主義になったか、自分を見つめてください。
・人に知られること、愛されること、人を知ること、愛することを学んでください。
・人を裁く資格を放棄してください。
6 合併した希望
合併した希望、願いとは、境界線のない愛です。他人に自分にない性質を見出すと、自分の独自性をうやむやにし、その性質に触れることで自分の気分を良くするものです。だから、どんなことをしても、その人と一緒に居なければ自己実現ができないと思うのです。それは、その人と本当の心の繋がりを持っていることとは言えませんね。本当の人間関係を持つために、次の事を試してみてください。
・自分のその性質が出来たのは、過去に人に捨てられたから、また積極的になることで痛い目にあったからという事に気づいてください。痛い目に会いたくないから、長いものにまかれるようになったのです。
・友達と独自性を分け初めてください。離すことと、捨てられた感とは別物であること。一人でいることと、孤独であることは別物。人があなたから離れることが、自由を自分に与えることだと気づいてください。
・境界線を引くことを練習できる人を見つけてください。境界線は、あなたが、人から離れてかつ、愛すること、選ぶこと、自分の持てる能力で誰かを助けることが出来るようにします。
・合併した願いについて正直に話せる人といて下さい。安全でない人は、あなたから去るか、あなたの必要を利用してきます。安全な人は、境界線を守りながら、あなたと繋がり続けてくれます。
人との距離感、大切です。
7 消極性
いつも、問題の解決を他人にもとめていませんか。誰かが、自分を救済してくれない限り、自分は良くならないと思ってませんか。自分が行動を起こすことを避けることが消極性です。
消極的な人がよく陥るのは、必要以上に神様のせいにすることです。神様に委ねてるとか、神様が自分にこれをして欲しくないからだとか結論付けたり。神様を信じてない人は、運命のせいにしたり、親のせいにしたり。。。結果がいつも突然なんの努力もなく棚ぼた式に降りてくることを夢見ています。
このような人たちは、自分で自分の人生に責任を持つことをしません。自分のなすべき分をはたしましょう。
悪い人間関係からの癒しは、安全な人と良い関係を持つことです。次回は、第9章、安全な人間関係についてです。