昨日の日曜日は、アメリカシアトルは、フットボールで湧き上がってしました。
シーホークスが二年連続スーパーボールを目指して、奮闘していました。
私たちは、日本人礼拝の後、一人のもう死を目前にしている人の願いごとをかなえに病院に行って来ました。
彼女は、私たちホライズン教会の英語礼拝に来ておられるおばあさんの、娘さんの義理のお母さんでした。
彼女の名前は、サンディさん、がんが転移してしまい、もう手の施しようがないとのこと、延命措置も外し、あと2日以内には天国に行くだろうとのこと。
延命措置を外す前に、彼女は、イエス・キリストを救い主として信じ、心にイエス様を受け入れました。そして、死後永遠の命をもって天国で生きる希望をもらったのだそうです。
彼女の最後の願いは、誰か彼女のために歌って欲しいということでした。
その願いを知った、主人エリックは、とても使命を感じました。彼は、歌うことにパッションを感じていて、また誰かの役に立つことをしたいと思ったのです。私も一緒に歌うということで、あわてて、英語の賛美歌の本を手に車に乗りました。
病室では家族がそろっていました。サンディは、意識があるのかどうか分かりません。とても苦しそうに音を立てて息をしていました。
私が祈り、エリックが大きな声でろうろうと賛美歌を歌いだしました。
一人もクリスチャンのいない病室でしたが、一人、また一人と泣き出し。なんともいえない神様の臨在に包まれました。
サンディは、うっすら目を開け、家族の話によると、目をきょろきょろさせていたそうです。家族たちは、サンディにそのような反応があったことがとても嬉しかったようです。
エリックは、いつくしみ深き友なるイエス、驚くばかりの、イースターの曲、イエスその名に、などと次々と歌いました。
歌詞から流れる、神様のメッセージ、慰め、力をこれほど私は感じたことがありません。そして、こんなにストレートに人の心に入っていくのをみたことがありません。
私は、部屋が暗いのと、小さな英語の歌詞が読めなかったので、ひたすらハミングをしていましたが。。。
まるで、病室を天使たちが取り囲んでいるように感じました。全く暗い雰囲気がありませんでした。またサンディも部屋にいる天使たちの踊るのを目で追うかのように見えました。
とても短い訪問でしたが、神様の愛をご家族も私たちも一緒に感じるときとなりました。
もう、今日、今、彼女は旅立ったかもしれない。
けれども、また天国で再会できる。「昨日見た天使はどうだったの?」 と聞いてみようと思う。
人生は、何が起きるか分からない。自分に定められた月日の数すら分からない。けれども、ゴールを目指して生きている人には確信がある。
喜びがある、希望がある。
たとえ、希望を見出したのが、残り3日の道のりであっても。。。。
私は、サンディの中に、沸き立つ喜びを見ました。
明日あるいは、今日本当に死んでしまう人のように感じませんでした。
シーホークスが最後まで、あきらめずに、自分たちを敗者とはせず、勝者として戦い抜き、最後20秒で逆転したこの日、
同じドラマを病室で見させてもらいました。
サンディ、ありがとう。
そして、天国でもっと話しましょう。
ぼ
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投稿日 2015-01-20 10:38
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投稿日 2015-01-21 06:40
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投稿日 2015-01-21 09:50
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投稿日 2015-01-23 13:24
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投稿日 2015-01-25 08:44
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