「中尊寺」日帰り旅情編・・・(11)
6月
24日
遺跡群の最後に位置する「鐘楼跡」。
金堂東廊の南端に連なる建物で、
建物は失われていて、
礎石だけが残る・・・。
「大金堂円隆寺跡」
「藤原基衡」が万宝を尽くして建立した勅願寺で、
本尊は雲慶作の丈六の「薬師如来」でした。
「毛越寺の中心伽藍」で、東西に翼廊が出て南に折れ、
東廊先端には「鐘楼(しゅろう)」が、
西廊先端には「経楼(きょうろう)」が附属していました。
基壇は石造り壇上積です。
「遣水」
池の東北側にある遣水は、
池に水を引き入れるためと造られたものです。
「作庭記」に記述されている四神相応・吉相の順流であり、
曲がりくねる水路の流れに、水切り、水越し、
水分けなどの石組が配されています。
毛越寺の遣水は平安時代の唯一の遺構で、
全国的にも極めて珍しいものです。
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