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"#詩"の検索結果
  • 君の詩は

    どんなきれいな言葉を連ねても 澱んでしまうのは きれいな詩を書こう なんて思ってしまうから そこにひとはもう飽き飽きしている 君の千作品を読んでも 同じ詩にしか思えないのは 頑張って詩を書いているからさ 頑張らない努力を知らないから そうなってしまうんだよ 君はどこかで自分の詩に酔いしれて 恥ずかし...
  • ひと山

    今朝は底冷えのない 新しきを知るような香り まだまだ油断はできないが 少しずつ春へ向かっている 冬という山 今年も越えてひとつ おおきくなっていく精神 縮んでいく身体 心身は歳相当のながれに 任せてながら変化を知る 重ねる日々に 昨日と違う今日の自分 その気づきが年々よく見えてくる 歳をとるのも悪く...
  • カントリー

    砂ぼこり 切ないカントリーが流れ 僕はギターを背負って 目指すところがあるんだ 想い出は想い出のまま 何も変わりやしないのさ 古巣ではいつでも バンジョーとギターが弾けて 僕の弱さを包んでくれる 何処にいても 音楽が耳からは離れやしないさ 都会ではどう響くだろう 僕の世界の向こう 伝える喜びに微笑み...
  • 幸せな猫話し

    あれっ、夢と花がデカくなっている。 ある日、突然にウチで飼っている猫が巨大化しているのだから、もうびっくりだ。でも、これが現実なんだから普段のように暮らさなければならない。ああ、猫ちゃんのトイレを片付けなければ。「がちょーん、ウンコ、デカっ」いったいなんだよ、このデカさは。俺の大きさの三倍ってところ...
  • オアシスを聴きながら

    頑張れのかわりに 手拍子が聴こえてきました イヤホンから流れるライブ演奏は 感情に合わせて入ってきます オアシスには随筆感があり 大人のちょっと手前 僕らにあるジレンマと これからを考えています 小さな歴史の彷徨い 投げやりのファッション 口には出さないが 笑い声に重ねた叫び声は 冷たい風に隠しなが...
  • 床の書

    『長き日を語りつくせや不二の山』
  • 蝋梅

    冬は厳しくとも 蝋梅の直線な香りの園 ブロック塀から頭をだす 凛としたリズムで咲き誇り 夢開かんとする望み 愛おしい黄色の アンㅤドゥㅤトロワァ 寒ければ寒いほど 優しく遊んでしまう眼差し 寒空なんぞと 空に向けて手を広げ お茶目にお辞儀すれば 香りに誘われ 冬も良かれと頬を寄せて...
  • 悲しみのずっと先

    君はそこで待っていると言った 僕はまだ生きていて 肩透かしの後 脱力したカラダ 赤や青や緑が抜けて 入れ物は黒と白ばかり 初めての喪失から 続くのは モノクロのフラッシュバック 太陽は教えてくれない 空は教えてくれない 海は教えてくれない ねえ 君は確かに言っていたよね そこで待っていると ねえ で...
  • 詩をひとつ書こう!

    さあ行くぞ 今は絶好調だ iPadの画面は明るくして スラスラ書き込んで行け自分 新しい世界観 そんなもんほぼ無理だけど 今は絶好調なんだから なんかスカッとする 表現ができるかもしれない さあ行くぞ 詩の神様なんていらない 絶好調だからさ さあ行くぞ スペシャルな詩をドカンっと 打ち上げちゃうぞ ...
  • 大寒

    寒さは本領発揮 朝の布団の中まで影響され ぬるま湯に浸かっているように 寝床から出ることは出来ない それでも気合をいれ飛び出す カツカツとなる歯 半ズボンで冬を過ごした 小学生の頃が懐かしく頼しい 二十代、三十代、四十代 電車が混んでいれば 冬でも汗をかいていたが 最近は帽子を被り 手袋をしたままで...
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