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投稿日 2017-02-18 13:26
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
今朝、詩の朗読練習をする。詩を書くことと詩を朗読することは、脚本家と俳優の違いほどあるような気がする。そんなことを言っても芝居の世界は知らないのだが、目で文字から入ってくる感覚と耳から入ってくる感覚とでは受け入れ方も違う。表現技術や感性によって表現された作品の捉え方に差が出てくる。詩を書くだけではな...
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投稿日 2017-02-17 09:07
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
さてさて、日曜日にはとある場所で詩をひとつ朗読することになっている。ネット詩誌MY DEARの大先輩からアドバイスを頂き、丁寧に背中を押されたので楽しみたい。自分なりに淡々と伝わるように読んでみよう。カラオケのように上手く歌おうと思ってしまったら、あれれっ、ということになのでそこは気をつけなければ。...
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投稿日 2017-02-16 21:26
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
器
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投稿日 2017-02-15 23:53
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
石垣りんさんの詩で「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」という詩がある炊事は女の役目で無意識までに日常化した奉仕の姿と言っている時代は変わったコンビニ弁当などの中食があり手をかけなくても食べられるしかし手をかければ美味しく安く上がるうちの炊事係は俺、お父さんの仕事だ家庭でいろいろと事情があるわけなのだ...
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投稿日 2017-02-15 09:24
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
あなたのすべてをなくしたこれから僕のすべては生きてゆくのかあなたのすべてをなくした僕の心はどうしてあなたのすべてでないのだろうか残されたどうしようもなさはあなたのすべてに入れて欲しかった僕のすべてを捧げてあなたが蘇るのだとしてもそれはあなたが今の僕と同じような哀しさの中に天国であなたは微笑んでいるの...
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投稿日 2017-02-14 09:29
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
詩を書くこととは詩以外を捨てることだと思っていたでも詩を書き続けてわかったんだ詩以外を拾い捨てず世界を構築することだと
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投稿日 2017-02-14 09:01
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
仕事以外は肌身離さずのiPad持ち歩くにはすこし大きいがいつどこでも詩を書けるようスタンバイするのは当たり前頭の中に描かれた風景なんてすぐに消えてしまうのだから朝は夢の中で詩を書いている起きたらすぐに打ち込む言葉電車が来るまで打ち込む言葉仕事前十分間で打ち込む言葉昼休み早食いし打ち込む言葉目がある手...
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投稿日 2017-02-12 16:54
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
三歳まで遡っていた夢から覚めるとそれは半世紀前の記憶に気づく 父は他界して大人たちが楽しそうに精霊船を造っていた小さいわたしはそのまわりで遊んでいる「子どもは無邪気なもんだ」そんな声が聞こえてきたわたしがとても悲しいことに気づいてくれない三歳でもこころは泣いていたわたしはその時に「あーちゃんのつらいね」そう言って抱きしめて欲しかった今も満たされないひとつのインナーチャイルド小学五年生の頃私をいじめる男の子がいたその子は転校生でなぜか私の悪口を言ったり持ち物を隠したり捨てたりどうしてなんだろう考えてもまったくわからなかったいじめが辛くて辛くて毎日が嫌な思いでいっぱいとても悲しい想い出は大人になっ...
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投稿日 2017-02-12 00:36
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
君がゆく僕は追いかける君は軽やかに飛び跳ねうさぎのように森をゆく後ろ姿は揺れて微笑みながら振りむく僕は嬉しくていつまでもつかまえることが出来ない振りを続けているんだ美しき君に 真昼の星が散りばめられ君がゆく僕は追いかける精霊たちが道を開け君がゆく僕は追いかける
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投稿日 2017-02-11 20:04
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
別れ際右にずっと曲がってね私はずっと左に曲がるからそう君に言われたたぶん僕と距離を置きたいんだそれから僕は言われた通り右に曲がる人生を送り君はきっと左に曲がる人生を送っているのだろうふたりは違う景色を見て歩いた君のいない人生は寂しくて味気なくて辛くて苦しくてでもそんな日々が教えてくれた僕は自分の満足...