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投稿日 2017-03-19 17:07
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
なぜだろう夜のひとりぼっちさっきまでの賑やかな時間は紺青の空へ昇り雲にでもなったのかい光と影の影嫌いじゃないけど僕が膨らませた声がたくさん聴こえて来る寂しさがクルクル回ってどっちも僕すぐ変わるんだよ光の時間は影の時間を消して影の時間は光の時間を消しながら進む光と影の光嫌いじゃないけど僕が背伸びした声...
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投稿日 2017-03-19 11:53
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
僕は「君の頭の中は幸せだね」とか、「君の頭の中は平和だね」なんて言われますこれは褒め言葉なのでしょうかそれとももっと物事をしっかり見なさいと、いうことなのでしょうかもしかしたら僕のことを羨ましいなんて思っているのでしょうかなっ、わけないないですねどうでも良いんですなんと言われても良いんです僕は僕であ...
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投稿日 2017-03-18 15:40
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ぼくが河原で石を投げるのはみんながやっていたからその場の空気に合わせている訳じゃないんだよわかるかいぼくは投げる石自身の運命にとても拘るんだよ四角なのか三角なのか丸なのイビツなのかキレイなのか軽いのか重たいのかそれともぼくと同じなのか投げてみた感覚でしかその出会いの相手が誰なのかわからないんだよぼく...
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投稿日 2017-03-18 09:12
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
捻りもない言葉……春の風ぼくのカラダは吹かれ舞ってどうしよもないを越えたふあっとした気分さああ、見えているよ仲のよい猫ちゃんたち初々しいカップルが手を繋いでいるよそんなに勢いよく子どもはだれを見て走ってニコニコしているのだろう友だちだろうかお母さんかお父さんか兄弟だろうか幸せな時間はキラキラしてぼく...
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投稿日 2017-03-17 09:46
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
右から左に流れれば右から左に歌うひと左から右へと歌うひとあるいは上から下へと歌うひともしかしたら下から上へと歌うひともいるかもしれないそこが詩の面白いところだわけわからなくなってしまうと表現が自由になるその感覚を大事にすると心にいい感じで隙間ができそよ風が抜けたりするのだからやめられませんねあと十五...
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投稿日 2017-03-16 23:38
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
久しぶりに勢いのある詩が書けた。自分でもこれは一体なんていう詩なんだ、と思ってしまうくらいに意外性に驚く。読者は笑うか沈黙するかだろう。しかし、この表現しきれた感じをどう伝えたらいいのだろう。自己満足をすでに越えていて、超えているって感覚だ。自分の知らない自分に出会う時、詩を書くために呼吸をしている...
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投稿日 2017-03-16 09:20
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
蔑む内に安心を得る儚くも拙く冷たい青の心情にあなたは近づいて微笑みパンを半分にしてさし出す貧しさから飛び立つ心存在の価値と喜び温かな時間は輝きを放つ初めて知る奉仕の心もし僕のポケットに数枚のコインがあるのなら僕以外の存在への喜びを想像しようその喜びがなにより生きているってことに気づくそんな幸せになる...
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投稿日 2017-03-15 09:04
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
「それまで」と言われ「これまで」と死んでゆく君は僕のことを残念な奴で花咲く前に朽ちたと思っている花咲く意味を知らぬは悲しいこと光ばかり見て影でこっそり伸びやかに咲き誇っている姿を見落としああ、もったいない「これまで」と言う花の名も知らず...
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投稿日 2017-03-14 22:38
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
好きな言葉を集めたらどんな詩になるのだろうふわふわ青あなたの元気は僕の元気イメージは気楽鋭く刺すような心の矢印ボロボロ黄昏所詮ゼロでいいじゃん裸の王様人生山あり谷啓(ガチョーンのオジさん)バスケ部、野球部、ペッパー警部浅葱色の君美しい妊娠線イマジン暇人的贅沢物足りない心情の叫び負の癒し感情七味鮮やか...
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投稿日 2017-03-14 09:24
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
二十代の頃友と「本物」の存在についてああでもない、こうでもない、と討論になった彼は本物なんてない派私は本物あり派けっきょく、どっちでもいいじゃないかそんなところには落ち着かなかった彼は本物も偽物もないだろう音楽でも詩でも受け手次第なのだからましてや上手い下手より好みの世界なのだから、と私はこりゃ凄え...