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"#詩"の検索結果
  • 嘘と表現者

    己の本音を包み隠さず言葉に発したのなら、この社会で生活を営むのは酷なことだろう。日常は嘘ばかりで蔓延しているとも言える。しかし、そんなことは承知でひとと会話をするし笑顔も見せたりする。なんともめんどくさい生き物である人間。そして、その忌々しい己に苦しんだりする者もいて、心根の洗浄を行うかのよう、本音...
  • おやすみなさい

    今日の騒めきが消え去りクラッシックギターの音色だけが僕の疲れたカラダにそっと触れアルペジオは遥か彼方へ誘う風南国の海を思い出させ思わず手足をおもいっきり伸ばして魚になった僕は揺れる弦の弾く波に身をまかせどこまでもどこまでも地上の重みなんて忘れてしまい頬を緩ませながら泳ぐ僕の幸せが透き通って心地よい深...
  • 悔しい気持ちで包丁を握ると

    まな板を使わず刃物をナメて使い隙ありと切られてしまう久しぶりに指を少し切るたいしたことはないが痛みに思い出す肉体を守るため鋭利なモノには気を付けろと滲む血を眺め絆創膏はどこにあるのかそう思いながら赤く染まって日常の時間は止まる理由のある痛みはわかりやす囁くお前は間違っていると今鍋をつかむ指の絆創膏が...
  • 古(いにしえ)の古の古の空箱の素敵な物語の欠けらの欠けらのパンっと破ってと君がいうとどこかへ飛べると飛べると不思議な黄ばんだ紙の匂いのような懐かしいような夢のような軽やかなもう浮いている浮いている君は知っている知っている僕も知っている君を知っている知っているよ...
  • 今を込む

    痛みが走るカラダその中で元気が叫ぶ俺は今を生きて納得を飲み込めればもう目覚めなくても本望な覚悟は違う次元で詩を綴らせるはずだ追う納得という奴は掴めそうで掴めないから俺の心中を引きちぎりバラバラにしては不完全燃焼のカスで山を盛る嘆いている暇は俺にはない有限のカラダに有限の魂からの消える恐怖を塗り潰しな...
  • 静点

    市営野球場の駐車場から聞こえる直線の音遠くを忘れた空揺れることのない枝燻んだ空気の色誰も見ようとしない桜冷たい裸体左手を高く掲げる銅像ベンチに座る男固まっているカラダ直線と歪んだ足音だけがやけに響いている静かにあった存在の迷い止まらずにはいられない動くものは怪しいモノ襲いかかる無言止まる直線止まる足...
  • 日めくりに栞を

    私の一日はまだ終わっていないが日をめくる時計二十四時間では足らない日々のゆとりが忙しさにくっ付いてめくられてしまう現実を味わって過ごせる心のセンスは乏しく人生のデッサンは線がはみ出しガクンと落ちて眠りに就く目覚めれば未練の布団からいざ出陣なんて気合を入れてまだ寒い桜の下私が冴えていないのだろう綺麗な...
  • 男兄弟ってやつは。。。

    男兄弟って、そんなものなのか。父が亡くなる前に病室で兄と会う。十五年ぶりの再会であったが、気まずい理由はなかったはずなのに疎遠であった。痩せていた兄が太っている姿を見て、時の経過を感じた。住んでいるところも車で四十分ほどしか離れていないはずなのに、こんな場所で会うのはなんだか親に申し訳ない気がして。...
  • 朝空からふる輝きを

    暗い心持ちを照らす朝の輝きふざけてくすぐられているようなちょっと照れくさいけど嬉しい気持ちわかってくれますか昨日と今日は一日を過ごしたぶん私の中で何かが違っているのだろうと探ってはみるものの空模様の違いほどはっきりとはしていませんとてもごちゃごちゃして見えているもの見ようとするもの見なくてはいけない...
  • 月の詩人たち

    今宵も僕のように上弦の月を指さしながら何人もの詩人が幻想の夜空にいるのだろう生活の糧になる訳でもなくただ価値観はよく解っていて月の色を想像せずにはいられない声を出して笑う楽しみではないが充実を得る静かな楽しみはある向き合ってもいないのに視線を感じてしまう精神から綺麗なモノが通り過ぎたり汚いモノが溢れ...
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