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投稿日 2017-04-25 06:16
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
フィクションは想像内現実の想像できないところに天才が存在する自分だけの集中世界とても純粋に駒をさすことに時間を示さない時計を持ち終わってしまえばあっという間歓喜の声が聞こえ天才だと賞賛されても天才に天才という概念などなく人と人を比べるような感覚など微塵もないのだろう世間の度肝を抜く集中力は夢を見せて...
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投稿日 2017-04-22 17:51
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
僕らに望まれているストロークは宇宙が拡がる速さより高速な思いで愛を知ろうとすることグズグズなんてしてられないなあ、そうだろ青春メジャーコードで惑星なんて砕いてそこどけそこどけ誰にも止められないのだもう響いて痺れているんだからなあ、そうだろ青春ボーカルの吸い込みはブラックホールを飲み込んで諦めるなよそ...
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投稿日 2017-04-22 17:12
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
記憶はすれ違ってなんだか物足りないふたり慣性の法則ゆるゆると続く回想もう視線は交じりを知らない悲しくもなく寂しくもなく想い出にもならない夢の跡が代りに汚れてふたりの納得淀んだ空気の中で無臭互いの方向に拾う孤独はなく理由と確信ドアノブの金属音時間を捨てる想像の向こうへGood by.........
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投稿日 2017-04-22 15:05
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
本日は予定がないため図書館へ。詩の棚に新しい本が置いてある。『世界はもっと美しくなる』詩:受刑者、編:寮千子 (出版社:ロクソン社)という本だ。奈良少年刑務所詩集の第二弾。まだ発行されて半年の詩集を手にとる。前作より纏まった作品が多く、詩人が書く詩より数段に詩であったりする。(前作も素晴らしい)読んでいて時間を止めてくれる作品ばかり、グッと惹きつける素晴らしい詩集であった。すべて受刑者が書いた作品集となっている。やはり著作権があるために作品をブログには載せられない。詩集はインターネットなどで、全て無料で拝読できるようになれば、素敵だなと常々思うのです。すると詩人が詩を書き収入もなくなるが、それ...
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投稿日 2017-04-22 14:21
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
なっ、わけでぼくはそうなんだえっ、どうしてぼくはこんなにぼくをそんなにこんなにしてしまうのはいつか観たあの映画のせいかもしれないそうして太郎は行ってしまったのだから言葉を捨てられかなしみの伝言すらできないあっ、いたぼくが向こうにえっ、どうしてぼくはこんなところにそして二郎は帰ってきたのだから言葉に絵...
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投稿日 2017-04-21 21:58
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ごきげんよう私がミスターポエムですご存知でしょうか多くを語らない想像を詰め込んだ風船を膨らませている者です流れゆく喜色、怒色、哀色、楽色感情が揺れるようにバランスよく散りばめますどの色をキャッチするかはみなさまのご気分しだいです迷わずにすっとお取りくださいあららっ涙を流されているのですねでも大丈夫で...
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投稿日 2017-04-20 11:24
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
唸りを上げた朝喉の渇きに目が覚めカーテンの隙間からは光が走っている得体の知れぬ風船は膨らみ続けその時を待っているのかそれでもいつもと変わらぬ振りして何処へ向っているのかも分からず今日一日を塗り潰しに行く心の地盤は緩々になって周りの顔色を覗き何ひとついつもと変わらぬ肌色が連なっていることに気づく如何に...
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投稿日 2017-04-19 21:43
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
散ってしまえば追いかけるように若葉の新しい色は眩しくてぼくは両手をひろげ春の景色ごと抱きしめるようにさあ進んで行くぞ終われば始まる季節に遠慮などいらないまだ輝ける時を過去になんてしないのささあぼくは行く行く行くぼくは行くのさ...
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投稿日 2017-04-18 23:22
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ひとがいるとひとりになりたくなってひとりになるとひとこいしくなってぼくはわがままであいかわらずせいちょうしなくてそれでもぼくはぼくをしているわけでそれでもひとはぼくのあいてをしてくれてありがとうだけはわすれないようにつたえよう...
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投稿日 2017-04-18 11:27
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
戦争が始まってしまうのか平和な解決がどんどん向こうへ今の状況ではそう把握するしかないようで私たちは生き残らなければならない今まで生きてきた知恵を絞りだし何としても明日に繋げなくてはいけないもし離ればなれなった時のために家族間で集合場所を決めておこう食料貯蓄はあるか薬はどうだ水は大丈夫か防寒のための道...