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投稿日 2017-05-09 13:31
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
かなりお待ちになると思いますが…… 三時間待ちの受診 予約なしなのだから仕方ないか 耐えられる病状だし 高校生の時 電車を待つのに五分がとても長く感じていた 時計を見ても時間はさほど進まなくてイライラ 退屈が苦痛で仕方ないかった 今はおじさんになってこの退屈加減がなかなか良い 無駄に時間が流れている...
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投稿日 2017-05-09 09:18
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
さあ行くんだ 薄汚れた後悔なんて脱ぎ捨て 僕らは涙ばかり流しても 何も始まらない そりゃいろいろある訳で お前に何がわかるのさ そう叫びたくもなるけど 落ち込むために 僕らは生きている訳ではない さあ行くんだ 輝ける思想を殺さないように らしさの究極の君を見せてくれ 待っているよ 何もせずにグズグズ...
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投稿日 2017-05-08 20:22
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
アメリカでは賞賛を浴びたが 日本へ帰国すると作品は相手にされない そのことで悩み自殺未遂を繰り返したという 認められない苦しさと闘ったのだろう でも如何してそうなるのだろうと 芸術は奉仕 見返りを待つことに疑問が生じる 表現することへの 純粋が欠けているように思えるが 偏っているのは私だろうか……...
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投稿日 2017-05-07 16:23
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
僕はエネルギーをもらいに行く それも上質のものである 自然よりもっと感情にググッと 入って来るのだから楽しみだ 個人的な意見なんだけれどね 芸術ってのはググッと来て スコーンと打たせてもらうんだ 長嶋茂雄みたいなこと 言ってみたいだけどそんな感じ あの色を観に行くんだよ あのカタチを観に行くんだよ ...
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投稿日 2017-05-06 17:22
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
求めてゆく 進むべき簡単な此処から 仕懸る時 複雑な心情では進まない 解りやすい言葉をひとつ決める 人生の題目を 溢れ出る発想をその言葉にのせ 限りある時間を表現し費やしてゆく 決めてしまえば良い 理想の言葉を想像した時 何の違和感も生じないのだから 心情にシックリと合致する 簡単な言葉の先に進むべ...
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投稿日 2017-05-05 20:55
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ベランダの手すりの上 飼い猫が外を眺めている 何を見ているのかわからぬ瞳 少年が考え事をしているように 時間さえ止めてしまう魔法 忘れていた冒険という言葉を秘めて あんたは変わった子だね よく近所のおばちゃんにいわれた 少年時代はとても自由だった 電柱を抱きしめると落ち着いた 近所の電柱に耳をあて ...
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投稿日 2017-05-05 13:23
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
次は上山田、上山田 本日、雨のため傘のお忘れ物がたいへん多くなっております お降りの際は手元の傘をお忘れないよう願い致します 次は上山田、上山田 改札を出る 此処へ来る日は必ず雨が降っている それは雨の日にわざわざ此処へ来るからだ 恋人に会うためである ただ彼女はもうこの世のひとではない この場所と...
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投稿日 2017-05-04 16:56
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
誰も居ない実家の玄関を開ける こもった空気 引っ越してきた当初の材木の匂いがして 四十年前がすぐそこにある不思議 母は故郷の山形に帰郷 私は頼まれた部屋の換気と庭に水を撒く すでに庭には水が撒かれているようだ 近所の親切で潤っている花や木 有り難い思いに感謝して 横になると心地よい風が抜けて 近づい...
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投稿日 2017-05-04 02:19
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
僕らは流した血の果て 戦争を忘れる訳ではない あなたの微笑みが愛おしくて 戦争を遠ざけることが出来る ハレルヤ 誰もが救世主となって 世界に平和の鐘が響いている 僕らは自分が大事であっても ひとりだけの平和を祈りはしない 愛するひとへの慈しみがあって 祈っているのだから ハレルヤ 誰もが救世主となっ...
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投稿日 2017-05-03 16:42
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
それはとても わかりやすい奉仕 すこしのチクッを望めば 人のために役立つ 今日は400ml 15分ほどですかね と、看護師さん シートの前にあるテレビをつける 怪しい雲行きのニュースに 終わるなよ日本と呟く 画面の右上には15:23の表示 15:40には採血も終了するだろう はい、終了いたしました ...