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投稿日 2017-06-15 20:49
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ナインテーンフォティファイブ(1945)とヒロシマ、ナガサキの言葉が車内で聞こえるそして笑い声聞きとってしまった英語この不快感は辛いこの話はどこから来て何処へ繋がりどう収まるのだろうかとても悲しい朝現実が過去を笑っている過去が現実に泣いているトエンティセブンティーン(2017)今日という日が曇ってい...
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投稿日 2017-06-14 10:28
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
殻の中で僕はずっと詩を綴っていた外の世界は眩しそうで四十年も躊躇していたのさ自分だけの世界で十分と思っていたけれどやっぱり僕の中にある飛び出したい言葉が背中を押した勇気を出して頭を出したら雨が降っていて誰かの言葉が響いていたでん でん むしむしかたつむりお前のことだよ僕は初めて自分を知ったなんでだろう涙が雨に流れてゆくとひとりでない言葉の角がでてでん でん むしむしかたつむりそれは僕のことさ歩き始めたばかりの雨は優しくひとひと降ってなんだかこの先素晴らしい言葉に触れる気がしてズルズルと僕なりの足どりでさあ 進もうか...
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投稿日 2017-06-14 07:46
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
鉄線へ精神の美をもつ君は僕の幻想とは違って鋭い角度で咲き誇る雨に染まらぬ強さも良かれと思うその姿紫陽花より
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投稿日 2017-06-12 00:44
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ごきげんようようこそいらっしゃいました雨の中を大変でしたねどうぞこちらへそうですか上司の方がお休みを入れてくださったのですか貴重なお休みの日に字念屋へお越しいただき有難うございます紫陽花も色づき始めましたねゆったりとした気持ちで占いを聴いてくださると宜しいかと思いますよではあなたの背後文字を見ていき...
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投稿日 2017-06-11 21:41
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
詩に染まる日々の中そよそよと吹く風にうたた寝小鳥がさえずり僕はどこかの記憶にいて言葉のない詩理想の舟雲の上で揺れている夢は詩を模りながら曖昧な正確さを持って歌うのだから敵うわけがないああ、この感じを言葉に出来たのなら僕はきっと詩人になれる完全に目が醒めると言葉に縛られ言葉に操られ言葉に染まり拘束から...
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投稿日 2017-06-09 20:18
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
この世界に腹を抱え笑ってしまう詩があってもいいじゃないかそうだこの方向性でいこうしかし、笑わすというのはなかなか難しいかもしれないひとによって笑いのツボは違うしこりゃ詩とは言えない俺は認めない、と真剣に怒るひとがいるかもしれないだが、やってみないとわからないってことは良くある話まずは一冊の詩集を作ろ...
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投稿日 2017-06-09 05:14
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
吐き出した言葉がすべて詩になるように、そんな理想を持って詩を書いている。しかし、まったくそれは上手くいかない。何度も書き直したり、誤字脱字があっちこっちと現れたり、詰まらない言葉が綴られているのだから、自分に幻滅ばかりするのである。しかし、最終的に行き着くところを設定してい事による詩への向上心は、メ...
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投稿日 2017-06-07 07:33
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
さようならに色付けて虹が降り積もる街へ僕は夢を配るのさ楽しい物語はいかがですかららら 眠い君へららら はじまるよ昨日のグレーも一昨日の真っ黒もきっと華やかな感じにゆったりとして下さいねららら カメさんがららら 歩いているよ雨上がり昼下がり心地よい風がサラリと君をさらってしまう楽しい物語はいかがですかららら 眠い君へららら はじまるよ...
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投稿日 2017-06-06 07:02
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
手術の後絶望に似た痛み苦しみそこにひとつの光温もり握られる手からは魔法の生きる力その手をしばらく離さないで声にできない声にぎゅっと応えてくれた
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投稿日 2017-06-05 07:53
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
やらねば始まらずやらなければ悔いが残るやったらやったで叩かれるそんなの百も承知だ最初から受け入られるほど自分に人徳などないのだから懸命、懸命、少し客観視して懸命、懸命、あまり振り向かず懸命、懸命、微笑みを忘れずやらねば始まらずやらなければ悔いが残るやったらやったで叩かれるたまに弱気になるけれど俺以外...