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投稿日 2021-04-08 23:03
Zak_Gassai-Bukuro
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zakkah
《“花見??・・・襍⇔額庭(3+1)”❖2021/4/7❖》ムラサキカタバミ(紫片喰・紫酢漿草); 江戸末期に観賞用として移入され野生化した。栽培種であり帰化植物(南アメリカ原産)。実はつかず、地下に有毛の褐色の鱗茎があり周りに小さな鱗茎が群がってつき増える。葉はすべて根生し幅2~4㎝のハート形の3小葉で葉柄は5〜15cmの掌状複葉。小葉は倒心形で幅2〜4.5cm毛はなく裏面の葉縁近くに橙色の微細な小点がある。(この橙黄色の微細な小点をシュウ酸塩堆積物 oxalate depositsと称している )花茎は葉より高くぬき出て、高さ30cm内外となり、先端に散形花序に数花をつける。花は直径約2㎝...
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投稿日 2021-04-07 23:21
Zak_Gassai-Bukuro
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zakkah
《“花見??・・・襍⇔額庭(3)”❖2021/4/7❖》ツタバウンラン(蔦葉海蘭);茎は糸状で地上を這い、分岐して節から不定根を出し、長さ10〜40cmほどになる。葉は互生し、円形~扁円形で長い柄があり、掌状に5~7浅裂。先は微凸形。花は葉腋から長い柄を出し1個つく。花冠は上下2唇に分かれた唇形で長さ9mm位。上唇はさらに2裂して直立、白色~淡青色で暗紫色の筋がある。花冠の後部は距となって突出。果実は球形で長い柄で下垂する。春に花をつけるが、夏に地上部は一度枯れるが秋に再び芽を出し初冬まで花をつける。ツタバウンランは、葉と茎にポリフェノールを含み肝機能・血糖値の改善に効果がある由。縁側に面した...
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投稿日 2021-04-06 21:23
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zakkah
《“花見??・・・襍⇔額庭(2)”❖2021/4/3❖》 カントウタンポポ(蒲公英) ;別名に ニホンタンポポ(日本蒲公英)とかアズマタンポポと呼ばれるように在来種である。地域により変異があり、関東圏の種だから関東名がついたのだろう。古名の田菜に「穂々」、または綿毛(ホホケダツ)がタナホホに転じたとの説もある。春先に根生葉の中から花柄を伸ばして先に黄色頭花をつけ、夏に葉が枯れる冬緑型植物。葉は長さ20-30cm、披針形で羽状深裂する。裂状には変異が多く単にヘラ状の葉も混ざる。花茎は上端に長毛を密生させ、15~30cmと長く一つの株から20本以上の花が立つ。頭花は3.5-4.5cmで、花は全て両...
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投稿日 2021-04-05 23:03
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zakkah
《“花見??・・・襍⇔額庭(3)”❖2021/4/3❖》ハナニラ(花韮) ;ハナニラ属はユリ科からヒガンバナ科(ネギ亜科)へ移された。属もIpheionからTristagma(トリスタグマ属)へ移動されたが、まだIpheion属が一般的。観賞用に栽培されているが、ニラ臭がある。鱗茎は楕円形、外皮は淡褐色。葉は肉質、広線形で扁平、葉の間から数本の花茎を出す。花は単生で直径約3cm、白色から淡紫色の6弁花で花弁中央に紫色の筋が目立つ。「令和参年(皇紀2681年)4月5日、記」 ...
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投稿日 2021-04-04 22:30
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zakkah
《“花見??・・・襍⇔額庭(2)”❖2021/4/3❖》サギゴケ(鷺苔); ムラサキサギゴケ の白花だが、シロバナサギゴケとは呼ばず、ただのサギゴケ。ムラサキサギゴケは何処でも見られるが、白花は余り見かけないと聞く。新分類(APGⅢ)ではゴマノハグサ科からハエドクソウ科に移された。葉は根ぎわに集まり、その間から匍匐茎を伸ばして新苗をつくって繁殖する。根ぎわの葉は倒卵形で基部は柄となり、縁にはふぞろいに裂けた鋸歯があり、匍匐茎の葉は倒卵形または円形で小さく、無柄。根ぎわの葉の間から花茎を伸ばしてまばらに少数の花をつける。萼は鐘形で半ばまで5裂し、無毛またはまばらに腺毛が生える。花冠は白色で長さ1...
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投稿日 2021-04-02 23:03
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zakkah
《“花見??・・・襍⇔額庭(1)”❖2021/4/2❖》居所の庭も華々しく野草が顔を見せ始めた。長いこと垣根を彩ってくれた椿群もそろそろ終焉を迎えようとしている。又、2月18日に記したハルジオンが未だに元気なすが姿を魅せている。いよいよ春爛漫な季節の到来である。ハルジオンの周りにサギゴケが!!小雪が舞った後、いや桜の終焉、花弁が散り落ちた様に点在。春、四月。新年度(日本独自)の始まりだ。目眩く春になれぇ!?!「令和参年(皇紀2681年)4月02日、記」 ...
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投稿日 2021-04-02 10:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
明るい日差しの中、艶やかな葉の合間から花茎を伸ばし多数の蕾に並んできれいな黄色の花弁のキク科ガザニア属の【ガザニア】が咲いていました。「ベニジューム」 ・ 「オステオスペルマム」 等のように南アフリカ原産の花に良く見かけますが、日差しに反応して開く花は株とのバランスで見ると大きく、ビビットな花色からは陽気な明るさを感じさせてくれます。花は八重もありますが一重咲きが普通で、花色は黄色を中心に幅広く園芸業界で出回っているようです。葉は濃緑で細長く、株はロゼット状です。花は、住宅団地ののり面に生育しており、ほとんど手をかけていないような環境で繁殖しており、散歩で眺める楽しみの一つです。...
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投稿日 2021-04-01 22:31
Zak_Gassai-Bukuro
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zakkah
《“花見・・・桜”❖2021/3/31❖》ヤマザクラ(山桜);多くの桜は花が先だが、山桜は葉が先。が、葉と花が同時に出るのも散見される。関東では 桜(染井吉野) が終わる頃が山桜の盛り。昔は桜と言えば、山桜であった。今やソメイヨシノが桜の代表格になっている。何処が人気の基なんだろうか??標高の高い所に生えるオオヤマザクラは葉の基部が心形~円形、鋸歯の先に腺がある。花は普通、淡紅色、散房状に2~3個つき、花序の柄はほとんどない。 サクラは、日本神話にある木花開耶姫(コノハナノサクヤヒメ)が語源に由。花の美しさから、この姫に例えられ、「佐久良(サクラ)」と変化した。見事な花を見て、「咲く」に古い感...
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投稿日 2021-04-01 09:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
散歩中に、近所の側溝のグレーチング蓋の切れたところに、【ツワブキ】の葉が、ど根性に顔出ししていました。わずかの隙間に【ツワブキ】の種が風に飛ばされ芽吹いたようです。【ツワブキ】の種は、黄色い花を咲かせることを期待して待ちたいと思います。...
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投稿日 2021-03-31 11:33
Zak_Gassai-Bukuro
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zakkah
《“泉の森・・実が食用ではない草”❖2021/3/25❖》ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺); ヘビイチゴ の仲間は、がく(萼)が2列(2段)になっており外側の副萼片が大きい。ヤブヘビイチゴではこれが顕著に見て取れる。春、黄色の花を付ける。花は直径2㎝位でヘビイチゴより大型である。遺伝子解析の結果、ヘビイチゴはキジムシロ属に非常に近いと判明した(2008年)。ヘビイチゴ属 Duchesneaからキジムシロ属 Potentillaにヤブヘビイチゴも戻された。茎は地を這い、葉は3小葉、濃緑色、長い葉柄があり、基部に托葉がある。頂小葉は菱形状惰円形、鋸歯は重鋸歯にならない。花柄は5㎝前後。萼片(内萼片)は三角...