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投稿日 2021-05-10 21:32
Zak_Gassai-Bukuro
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zakkah
《5月の「藤沢えびねやまゆり園」(1)❖2021/5/8❖》エビネ(海老根);山地の林内や竹林などに生える。偽球茎は球状で、横に連珠状になる。葉は長さ13~25㎝、幅3~9㎝の披針状惰円形、幅が広く、根生する。葉の間から30-40cmの花茎を出し、8~15個の花をつける。花は径2-3cmで平開、萼片は2個で紫褐色。側花弁3個と唇弁は淡紫色。萼片と合わせて5個の側花弁のように見える。唇弁は、先が3分裂する。日本原産自生種には、 キエビネ 、 サルメンエビネ 、ニオイエビネ等がある。* * * 「NPO法人 里地里山景観と農業の再生プロジェクト」藤沢市遠藤地区に残さ...
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投稿日 2021-05-09 22:30
Zak_Gassai-Bukuro
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zakkah
《珍しい葉色の“あぢさゐ”❖2021/5/8❖》我が家のアジサイも茎から花柄を伸ばし開花に静かに向かっている。どんな花になるのか楽しみ。泉の森の現況もある程度把握できている。思い立って、藤沢・遠藤にある「藤沢えびねやまゆり園」を訪ねた。駐車場から園、それを囲む周辺は、里地里山と農業を再生させる場。地...
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投稿日 2021-05-08 21:15
Zak_Gassai-Bukuro
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zakkah
《“小花の響宴!?!”❖2021/5/4❖》のんびりと泉の森を散歩、木陰のイチヤクソウ群落を眺めていると!!可愛い花が、静かに語り合っているような光景に出会った。小さな、低い茎に立ち止まる散歩者はいない。独りゆっくりと鑑賞させて頂いた。すぐ近くの陽のあたるところにはフタリシズカも見え楽しいひとときを...
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投稿日 2021-05-08 09:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
ナデシコ科ナデシコ属の多年草【カーネーション】は、身近な花ですが、自生種を観ることも無く、鉢植えも見かけることがありませんでしたので、植物記として取り上げる機会がありませんでした。...
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投稿日 2021-05-07 23:21
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《“里山の風情(2)!?!”❖2021/5/4❖》今年の連休は、殆ど自宅。運動不足解消、頭の体操を兼ねて散歩に出た。近間の泉の森は、実に良い所にある。この所見ていなかった花探しに。ハナウド(花独活) ;茎は直立し太くて中空、まばらに長毛が生える。葉は3出複葉~羽状複葉。小葉は浅裂し、先が尖り、鋸歯がある。葉面にも柔らかい毛が生え、葉柄の基部は大きな鞘になる。茎頂の大きく広がった花序に小さな5弁の白花を多数つける。花序の柄は20~30本。花は内側より外側の花弁の方が大きく最も外側の花弁が最大で先が2深裂するのが特徴。仲間のシシウドは開花が夏から秋。周辺花の花弁が大きくならない。「令和参年(皇紀2...
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投稿日 2021-05-04 22:05
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zakkah
《“里紫陽花∽シラン!?!”❖2021/5/4❖》春爛漫、野草の花が地表を飾り足の踏み場もない!そんな中、一昨年地植えした里紫陽花が立派に育っている。そして、何もしないのに毎年シランが咲いてくれる!!紫陽花の成長を観察しているが、面白い・楽しみだ。紫陽花・紫蘭ともれっきとした在来種っていうのが、なんとも!!!紫陽花;『万葉集』に、こと問わぬ 木すらあぢさゐ 諸茅らが 練の村戸に あざむかえけり(4/773,大伴家持)シーボルト P.F.B.von Siebold(1796-1866;滞日1823-1829)は、アジサイを『日本植物誌』に Hydrangea otaksa と名づけて紹介し、オタ...
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投稿日 2021-05-02 23:12
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zakkah
《“里山に似合う草∽泉の森!?!”❖2021/4/30❖》ギシギシ(羊蹄) ;「羊蹄」と書いて「ギシギシ」と読むそうですが??穂を擦ると「ギシギシ」と音がするので付いた名前に由。春から秋まで花を咲かせ、大型で成長力の強い野草である。茎高40~100㎝。茎は直立して、上部で枝分かれし溝があり無毛。葉は、根生葉で長楕円形。葉の縁は波状、長い柄があり叢生する。枝先端から円錐花序を出し、6個の緑色萼片からなる花を付ける。「令和参年(皇紀2681年)5月2日、記」 ...
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投稿日 2021-05-01 23:11
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zakkah
《“泉の森⇔立ち入り禁止区域の花!!”❖2021/5/01❖》四月三十日、お決まりの泉の森へ散歩に出掛けた。目的は、イチヤクソウの生育状態を観察するのとサイハイラン観察。どちらも健気な姿を見せた。イチヤクソウは群落、範囲も拡大していた。サイハイランは、周りの野草が覆い隠し守っているようにも見えた(笑)。その泉の森は、引地川の源泉地、水源には、大池と小池がある。水源地周辺は、神奈川県企業庁(水道局)の管轄下で立ち入り禁止区域。それ故、この池周りは金網で囲われ、池の縁には行けない。一般人の目に触れない事もあって少々神秘的な場でもある。森の散策路から眼下に大池は眺められるが、小池は見えない。年に一二...
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投稿日 2021-04-30 22:21
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《“散歩路・泉の森⇔林床・・地味な花!!”❖2021/4/30❖》サイハイラン(采配蘭);山林内の林床で見られる地味な花。偽球は卵球形で高さ2〜3cm。葉は、1〜2個、長さ30cm前後、幅6cm位で3脈が目立つ。基部は6cm前後の葉柄となる。花茎は偽球に側生し直立して高さ4・50cm、太さ3〜5mm、数個の鞘状葉がある。花は密にやや偏側性の花序を作り、淡緑褐色で紅紫色を帯び下垂して弁は余り開かない。萼片および花弁は線状倒披針形、長さ3〜3.5cm、幅4〜5mm、鋭尖頭。唇弁は長さ約3cm、幅1.8mm、細長くて髄柱を包み基部は少し膨らみ中に蜜を分泌する。先は3裂して側片は紫色を帯び長さ約4mm...
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投稿日 2021-04-29 21:15
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zakkah
《“散歩路・泉の森⇔低木・・地味な花!!”❖2021/4/24❖》ミツバウツギ(三葉空木);ミツバウツギは太古の昔から生き延びてきた植物、化石でも発見されている。花には芳香があり若葉の頃には控えめな胡麻油の香りがあり、種子から油が採れる。葉は、3出複葉。自生地は、山地、川沿い林縁に多い。よく分枝し樹...