夏バテ・秋バテを防ぎたい
8月
26日
実になる食事は管理栄養士の松本夏実さんと楽しく作っておいしく食べて、ちょこっと学ぶ時間です。
今回は「夏バテを防ぐ夏の養生法」をテーマにおにぎりパーティー。
おにぎり4種と肉骨茶(バクテー)というスパイスたっぷりのスープ、エビと夏野菜のサラダを作りました。
今日は何とピーマンソテーとミニトマトのマリネ(利用者さんにただいた野菜で)、試供品の大人の粉ミルク試飲つき(こちら、抹茶を混ぜるとさらにおいしかったです!)
夏バテとは夏の暑さや多湿が続くことで起こる身体の変調のことを言います。
さらに夏の影響を引きずっていると秋という気候変動が追い打ちをかけて秋バテという状況を引き起こすことになります。
予防するために夏に必要な栄養をしっかり取れるとよいですね。
東洋医学的夏の食養生のポイント
・脾=胃→消化機能を守る:さば、かつお、牡蠣、鶏肉、牛肉、きゃべつ、ブロッコリー、米、ひじき、アーモンドなど
・気を補う:鶏肉、うなぎ、山芋、カボチャなど
・熱を冷まし水分代謝をあげる:トマト、なす、キュウリ、ゴーヤなど夏野菜
・酸を取り入れ蒸れを防ぐ:果物、梅干し、酢など
・血(けつ)を補う:ほうれん草、赤身肉、魚、レバー、ブドウ、ニンジンなど
気温が下がってきたら早めの対策で秋バテ予防
・冷たい飲み物から温かい飲み物にかえる
・体を温める食材:生姜、ニラ、ネギ、にんにく
・毛布や靴下などで保温
・無理なくできる運動を続ける
・しっかり眠る
今日のメニューはいろいろな味を楽しみながらしっかりご飯を食べ、スパイスたっぷりのスープでお腹も温まりました。
サラダはサイコロ型に切ってよく噛んで食べられるようになっていました。
気候変動で猛暑から一気に寒くなる季節の2極化が予想されますので、みなさんもご参考に。
美味しそうなレシピが気になる方も、スタッフまでお声がけください。