ピアサポーターのつぶやき〜在宅医療と薬剤師さんのこと〜
3月
10日
こんにちは ピアサポーターの久田です。
今日のお薬カフェは今月末に内灘町で薬局を開業する、薬剤師の丸一泰雅さんをお迎えして「在宅医療と薬剤師」についてお話しを聞きましたよ。
ある調査結果(対象は60代〜80代)によると…
「人生の最後を迎えたい場所」
第1位は自宅(約60%)
第2位は医療、介護施設(約30%)
でも実際は医療、介護施設が80%、自宅で迎える人は20%だそうです。
「人生の最後を迎えたい場所」
第1位は自宅(約60%)
第2位は医療、介護施設(約30%)
でも実際は医療、介護施設が80%、自宅で迎える人は20%だそうです。
この世代の方々は「家族の負担にならないように」、そして「治療して延命するより身体は楽にしていたい」と考えており、「延命できるように、積極的な治療を望む」と考える、その子ども世代とはギャップがあるようです。
この、ご本人達が望む最期を手助けしてくれるのが「在宅医療」なのです。
薬剤師さんは、自宅に来てお薬を出してくれたり、管理をしてくれたり、服薬指導も相談も受けてくれます(ちなみに施設に居ても、同じ事をしてくださるそうです)。
LINEで処方箋を写真で送れば、お薬を届けてくれるシステムもあるそうです。
LINEで処方箋を写真で送れば、お薬を届けてくれるシステムもあるそうです。
薬の飲み忘れ問題、薬多すぎ問題、副作用の相談や医療麻薬についても、内服薬だけでなく目薬や貼り薬などなど、お薬について色々対応してくれます。それから通院後に疲れてしまい、薬局にたどり着くのが辛い時にも助かります(ありがたい)。
薬局というと、飲み方や副作用について説明してもらい、薬を買う場所ではあるのですが、本当はもっともっと聞きたいことがあるものです。
丸一さんはそんな気持ちを拾ってくれる、「お店でも在宅でもお話がいっぱいできる薬局」を目指しているとのことでした。
病気があっても、「自宅で心穏やかに過ごしたい」と思ったら、ちゃんと近くに素敵なプロがいると思えたひとときでした。