こんにちは ピアサポーターの久田です。
今回の「おくすりカフェ」では「顎骨壊死と骨粗鬆症の薬」について薬剤師の橋本さんからお話しを聞きましたよ。
「顎骨壊死」とは、顎の骨の組織や細胞が局所的に死滅してしまう状態のことなのですが、それはビスホスホネート系薬剤(BP製剤と言われています)によって起こるようです。このBP製剤は骨粗鬆症、がんの場合は骨転移がある場合にも使われていますよ。
骨への影響があるとはいえ、なぜ顎の骨に影響が出るのかというと…口の中には細菌がいっぱーいいるからで、炎症を起こしやすいからなんですね。
この薬が使われる時にも必ず主治医や薬剤師さんから説明があるのですが、口の中を常にきれいに保つことがとても大切です。
当日は顎骨壊死経験者の方からも貴重なお話しを聞くこともでき、その方の初期症状は「歯科医に見てもらってもなかなか異常は見つからなかったけど、歯がとにかく痛かった」とのことです(辛すぎる…)。
【参考】
また『初めてはなうめさん』の方もいらして、「主治医に何をどう伝えたら良いのか迷っている」という話題もあり、『センパイはなうめさん』から「そんな時は看護師さんや薬剤師さんに話そう!」「主治医に質問したいことをあらかじめ紙に書き、看護師さんに受付で渡しておいたよ」「入院中に『薬剤師さんに相談したいことがあるので来てもらえますか』と看護師さんに言ったよ」などなど素敵なアドバイスが次から次へと出てきました。
お薬のことだけでなく、経験者のお話し、そして賢い患者になるためのアドバイスありの充実したひとときとなった「おくすりカフェ」でした。
来月も待ち遠しいです。