まっさきに思い浮かぶ、女の子がいる。
いつの間にか、疎遠になってしまった、ひとつ年下の女の子。
嫌いになったわけじゃなくて。
ただ、互いの友人関係が、うまく重なり合わなかったっていうか。
友達の友達は友達に、なれなかったっていうか。
そんなこんなで、なんとなく、疎遠になってしまった女の子。
もし、同じ学年だったなら。ずっと仲良くできたかな。
もし今、再会できたなら。また仲良くなることができたかな。
前者は、生まれながらにして、叶わない願い。
後者は、もう二度と、叶わなくなった願い。
嫌いになったわけじゃ、なかったのに。
同学年の子たちよりもむしろ、ほんとは、遊びたい相手だったのに。
それなのに、もう、会えなくなっちゃった。。。
今、会えたからっていって、気が合うとは限らない。
もしかしたら、険悪ムードになっちゃう可能性だってある。
でも、もしかしたら。
偶然ばったり、再会できて。楽しい時間を、過ごせたかもしれない。
そう思ったら、たまらなくなる。
その可能性すら、なくなってしまったという事実。
あなたの笑顔は、写真の中にしか、記憶の中にしか、ないという事実。
それが、ものすごく悲しい。
どうしてあたしだけ、ちびっこのままなんだろう――。
この動画見てたら、上記のセリフが浮かんだ。
元ネタはちょっと意味が違うんだけどね。
「あのはな」に当てはめてかんがえると……。
めんまママが切なすぎる。。。
めんま幽霊は、他キャラとのバランスの関係なのか、ちょぴっと背伸びてるんだけど。
それ以外の見た目&精神年齢はそのままだから、あんまりおっきくなった、って感じがしないんだよね。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない secret base SP Ver 修正版
追記。背の高さと言えば。
めんまの弟、さーくんも切ない。。。
母さん。オレが背伸びたの、気づいてないでしょ、って。。。
うあ~ん。。。もう、こういうとこが細かくて憎いんだよな。。。
さすがに実写では、尺なくて弟くんまで細かく描写できないと思うけど……。
劇場版公開時に興味を持ち、その後もなんとなく気になってはいたものの、見ないままになってしまっていた作品。
ようやく、劇場版&アニメ版を見ました。
劇場版は、アニメ版の総集編+αって感じですね。
アニメ版を見て思ったこと。サブキャラ達がものすごく切ないよぅ。。。
メインのふたりよりも、サブキャラたちに感情移入して見てました。
こういう、登場人物すべてにそれぞれの魅力が詰まってる作品、大好きです。
逆に、脇がお粗末で、メインに感情移入できなきゃアウト!!って感じのお涙ちょうだいものは苦手です。
ええと、話を元に戻して……。
見る前は、ヒロインの亡霊が、主人公にしか見えないっていう設定、知らなかったんですよ。
だから余計に、その設定ゆえに起こるいろんな葛藤に引き込まれました。
人間模様というか、心理描写っていうか。
なんか、すごくおもしろくて。
うわぁって胸に迫るものがありました。
なんとなく、「北のカナリアたち」や「十年後の卒業文集」に似てるなぁって思った。
ある事故がきっかけで、心に傷を負い、疎遠になってしまった子どもたちって設定とか、
その数年後に、それぞれが当時の思いを吐露していく過程とか。
すごく、おもしろかったです。
たぶん、那智が隆臣を諦めたタイミングはここなんじゃないかなって思うとこはあるんだ。
ただ、原作ではどうしても、クライマックスに突入していく関係上、スルーされてしまっているというか。
二次創作でネタ突っ込んだら、原作の流れを止めてしまう恐れがあるっていうか。
でもやっぱ、失恋して大泣き→颯太くんがなぐさめる的なイベント発生させないと、
那智視点で見たら、不自然な気がする。。。
どうしても原作は結姫視点だからなぁ。
那智が隆臣を好きなことはわかった。
でも、だとしたら。
いくら、他に気になる人ができたとしても。
その想いは、簡単に消えてしまうものなのかな?
颯太くんへの想いは、ぶっちゃけ無自覚だよね?
始まったばかりの無自覚の恋が、自覚しまくりのなりふりかまない恋を、簡単に消し去ってしまうだろうか?
隆臣のことは、結姫に任せたって感じなのかな。
結姫なら仕方ないって感じなのかな。
でも、結姫以外は許せないから。
「オレの隆臣にベタベタしないでくれます?」って発言につながるのかな。
原作終盤の那智は、隆臣を好きっていうよりは、
隆臣が好きな結姫を、気にかけてるように見える。
隆臣の不在を嘆いているというよりは、
隆臣の不在に胸を痛めている結姫を、気にかけてるように見える。
あと、無事かどうかわからないって点では、隆臣も同じなのに、
目を覚まさない颯太の心配ばっかしてる(笑)
那智が、隆臣を諦めたのは、いつなんだろう。
こっからは、独自解釈入りまくり&あくまで私の小説ではってことで、「我が家の」をつけさせてもらいます(笑)
我が家の那智さんは、きっと、何者かになりたかったんだと思う。
だからこそ、隆臣に憧れた。
たとえ嫌がられても、気にしないほど。
それでいて、置いて行かれると泣きわめくほど、好きになったんだと思う。
でも颯太くんは、そんな那智に、「おまえは不定形だ」って突きつける。
そして、そんな不定形に惹かれてっちゃう。
こんなことを考えてたら、那智のこと(主に性別)で悩みに悩みまくって、考えるのに疲れ果てて、「もう、どっちでもいい!!」って叫ぶ颯太くんの図が浮かんだ(笑)
颯太くんは、散々いろいろ悩んだ挙句、
最終的には、「どちらでもいい」に帰着するんじゃないかと思ってる。
那智が男でも、女でも。
そのどちらをも、許容する道を選ぶんじゃないかと思う。
一方の隆臣は。
幼い頃から、生と死の狭間をくぐり抜けてきたから。
必ず、「どれかひとつを選ぶ」になるんじゃないかと思うんだ。
「どっちでもいい」なんて言ってたら、命がいくつあっても足りないから。
だから、那智に対しては、
「(那智がどんな道を選ぼうが)自分は那智を恋愛対象には見れない」の一本道に帰着する。
原作コミックのクライマックスにおける決断も、彼が選び取った「ひとつの道」なんだと思う。
彼の決断を覆すことができるのは、彼を止めることができるのは、結姫ただひとり。
その彼女でさえも、彼の最期の決断は、止められなかった。
まさに、生きるか死ぬかの選択。
はぁ~。奥が深い……!!
詳細は伏せると言ったそばから、書きたくなりました(笑)
というか、自分用に整理してたら、ここに載せたくなった(笑)
高天原の隆臣は、常に自分を模索してきた人だと思う。
自分は何者なのかを常に考えて生きてきた人。
そうせざるをえなかった人。
自分が自分でいられる道を、力づくで掴み取ってきた人。
そうしなきゃきっと、生きて来れなかったんだと思う。
中ツ国の隆臣も、漠然と、自分って何なんだろうって思って生きてきたんじゃないのかな。
今の自分は、本当の自分なのかな。本当の自分って何だろう。
そう思って生きてきたから、不定形である那智と、
どこか通じるものがあったのかなと。
……というか、一方的に那智が、好意を抱いたんじゃないかなと。
友人が言ってました。「中ツ国の隆臣くんはいい子すぎる」と。
「いろいろ、我慢してきたんじゃないか」と。
ああ、そういう見方があったか!!って思いました。
よく、中学時代以降の豹変ぶりが注目されがちだけど。
もともと、あんな感じが本当の彼だったのかもしれない。
自分が自分らしくいられる道を、選んだ結果があれだったのかもしれない。
そう思ったら、合点が行きました。
隆臣の豹変ぶりも、那智が隆臣に惹かれた理由も。
もうちょいいろいろイメージを膨らませて、
那智の気持ちになってみます(笑)
那智が、隆臣を好きになった理由。
結姫は、中ツ国の隆臣と高天原の隆臣の違いに翻弄されるけど、那智がされない理由。
むしろ、自分の外面のギャップや、相手の人格のギャップを楽しんじゃう理由。
きっと、そういうことだったんだ!!
……。
ごめんなさい(><;)詳細は伏せさせていただきますっ;
いずれ、今回の発見をもとに、小説を書きたいと思います♪
那智って、隆臣のどこがすきだったんだろう。
中ツ国ではともかく、高天原では、けっこう露骨に相手にされてなかったような気がするんだけど。
それでも、ベタベタしたくなるほど、「オレの隆臣」発言しちゃうほど、好きだったんだよね?
颯太については、「よくわかんないけど好きになっちゃった」パターンだと思うんだけど。
隆臣の場合は、どうなんだろ?
よくわかんないな。わかりたいけど、わかんないな。
わかんないと、書けないよぅ(泣)
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