上野の杜、椎の実
10月
24日
今日の昼食は僕の生家(鳥取県米子市郊外)から同期生会に上京してきた兄と、上野の杜にある韻松亭の「茶つぼ三段弁当」でした。お味、お値段、風景、建物、いずれも満足。
兄とは上野公園入り口の西郷さん(3153の表示あり、ヘ~ェ)の足下で待ち合わせ。
観音堂脇の階段を下りて・・ウッ!?これ椎の実か?・・階段途中から上を見上げれば、立派な椎の木が。さては昨夜の強風で、頃合いの椎の実が一気に落ちたんだな。
階段のを一つ摘んで拾い、口の中に入れ、犬歯でカキッ!と割り、口の中で堅い外皮と白い石鹸状の物を器用に分け、外皮を吐き出し、石鹸状の物だけを噛みしめる・・・う~ん、椎の実だ。
子供の頃、神社の境内で沢山拾ったナ。学生服(この頃一日中学生服を着ていた、他に着る服がなかったから)のポケット(僕はコペットと発音していた)を一杯にして自宅に帰り、バケツに水を張り、椎の実を放り込み、浮き上がって来た実は虫食いだから捨て、沈んだ実だけを琺瑯で煎って食べた。芳ばしくなり、なお美味しい。保存食(おやつ)にもなった。もちろん煎る事が面倒で、生でも沢山食べた。
今食べてみて、別段「美味しい!」物でもない、ただただ、あ~懐かしや、懐かしや。