10月21日 昨日国師ケ岳に登った際、地図を眺めていて、明日は金峰山(2599m)だな、それも大弛、朝日岳のコースではなく・・・。 と思い、さらに地図を見ていたら、川上村、金峰山荘を経て林道が結構奥まで入っているゾ、と。よし、このルートで登ろ。 朝、金峰山荘に行ってみれば、車はここまで、後は林道を歩いて頂戴、だと、ヘロ~。 紅葉の林道をルンルン歩き、この道ならMTB(マウンテンバイク)で来ればいいな、この山道ならMTBで、このラインで行けるな、なんて不謹慎な視点で登山道を見ている自分をベシッ! 金峰山小屋(2420m)から弾けるように視界が開けた! お~、あれが八ヶ岳で、瑞牆山・・・ふむふむ。あれ?ここからは富士山は見えないのか?でも山頂は頭上20分の所。這松帯を眼下の紅葉を眺めながら登れば、美しい花崗岩乱立する五丈岩と山頂だった。 お~!富士山が、富士山が見えるではないか。 山頂は大弛ルート、千代の吹上コースからの登山者で大賑わいだ。 僕の登ってきた金峰山荘廻り目平コースは、実に静かなルートだったよ。 この金峰山は父の旧制甲府中学(現甲府第1高校)時代に登った山、子供の頃、良く聞かされた山名だ。しばし山頂から父の視点で下界を眺めてみた。