※ ※ ※ ※ ※ ※ 先日、キジカクシ科(Asparagaceae)のナルコユリ属; *ナルコユリ(鳴子百合・Polygonatum falcatum A. Gray)、 *オオナルコユリ(大鳴子百合・ Polygonatum macranthum)、 *ミヤマナルコユリ(深山鳴子百合・Polygonatum lasianthum Maxim)、 上記種類のひとつと思われる植物(上記画像)を見かけた。 箱根旧街道、頂き近くで出会った。 斜面に1本だけ見かけたが近くにもあるかもしれない。 いかにも自然植生って感じで実に立派。 最近知った山小屋カフェでお茶を頂きながら談笑、至福のひとときだった。 ※ ※ ※ ※ ※ ※ 箱根の西南側に位置する「真鶴,湯河原」。 この地域は湯河原火山の鞍掛山,孫助山,箱根古期外輪山の大観山,白銀山, 聖岳峰から早川口の相模湾へ落ちる軸線の南西地域である。 神奈川県の西南部に位置し,三浦半島先端部に次いで最も温暖で, 年間降水量も豊富であることから暖地性植物と特にシダ植物が多く見られる。 沿海部は本来は椎帯の常緑広葉樹林だが、海抜200m以下の大部分はミカン類の栽培地だ。 真鶴半島に続く上部の幕山,南郷山方面の中腹は火山砕屑岩や安山岩系の礫で構成され, 植生は貧弱だが、幕山の上部はススキ草原があり向陽を好む草本類の種類が多い。 だが遊歩道整備を行い山頂部に大量の砕石を敷いた事により乾燥化が進み環境劣化を起している. かつてよりあった植物は、絶滅に瀕している。 新崎川幕山堰堤付近にはサクラガンピの大径木とコカラスザンショウ(神奈川新産種)が見れる。 幕山にはタチフウロ,イヌガンピ,カセンソウ,イヨカズラ,ヒキオコシ,ハバヤマボクチ, ソクシンラン,カキラン,ヤマトキソウなどの草原の植物が見られる. 南郷山下ではコガシワ、南郷山の北東側の採草草原中には小湿地があり,カキラン他特殊な草本がある由。 稀産種としてはキバナノショウキラン,バリバリノキ,ヒメバライチゴ,ダンドタムラソウ,カギカズラ, イズカニコウモリ,シマホタルブクロ(真鶴道路)等が散見できる由。 ※ ※ ※ ※ ※ ※ 湯河原~伊豆半島に関して両親のメモ等を観ると、散策する場所は、山ほどある。 それらを見て回るのにどれだけ時間が必用か??ちょっと焦る。伊豆半島は、植物の宝庫。 山間に分け入りたい、植物観察散策を処したい。楽しみは、増えるいっぽうだ。 みかん入り温泉・・・!!も魅力のひとつである。秋には、ススキを見に行きたい。 幕山(幕岩)は、昔・登攀練習をした懐かしい所。その登山口まで所用あって出かけた。 岩場はそのままだろうが、周辺は全くの様変わりだった。秋に岩場まで行ってみるか!! 伊豆半島の四季、様々な植物を追いかけて。。。準備もできつつある。 《時節感慨》 昨日、参議院閉会中審査が行われていた。今朝の大手新聞紙一面を見て驚いた!?! 昨日の参考人発言の一方的部分しか報道されていない。あまりにも偏っている。 ネット録画をつぶさに見れる時代だが、だれしもがみてるわけでもあるまい。 昨日の閉会中審査の中で、これぞ質疑応答と関心する場面があっただけに紙面には呆れた。 公平に議論を紹介していない。この偏った報道は??? 揚げ足取りでない真っ当な議論が、久しぶりに見られたのに。 今は、国土防衛・災害救援、急務的事項が沢山有るのに・・・しっかりしてほしいょ国会議員さん。 「己ファースト」な議員が多い。これは、選ぶ側にも問題がある。