サマータイム・ブルース

　今日の東名はのろのろ動き。まあ、29日よりは流れているかな。展覧会へ出品するものの写真撮影が終わり、夕方カイの散歩から帰ってくると、うちの奥さんがRC（ロイヤルコペンハーゲンではありません。ザ RCサクセションです。）のカバーズをかけていた。3月11日以来、聴きたくなかったけど、聴くとやはりいいな...。キティレコードから1988年に発売されたものだが、私が持っているCDは1990年に発売されたもので、帯にRC20周年記念キャンペーン実施中と書いてあり、抽選にて2000名様に「RCの2度と手に入らない貴重な3曲入り8mmCD」をプレゼントとある。などと、歌詞カードなどを眺めていたら、ふと、もしかしたら知らない人もいるかもしれないと思い、清志郎が作った歌詞だけでもアップしようかなと考えました。ということで、知っている人は飛ばしてください。原曲はTHE WHOです。

サマータイム・ブルース

暑い夏がそこまで来ている
みんなが海へくり出していく
人気のない所で泳いだら
原子力発電所が建っていた
さっぱりわかんねえ　何のため？
狭い日本のサマータイム・ブルース

熱い炎が先っちょまで出ている
東海地震もそこまで来ている
だけどもまだまだ増えていく
原子力発電所が建っていく
さっぱりわかんねえ　誰のため？
狭い日本のサマータイム・ブルース

寒い冬がそこまで来てる
あんたもこのごろ抜け毛が多い
それでもTVは言っている
「日本の原発は安全です」
さっぱりわかんねえ　根拠がねえ
これが最後のサマータイム・ブルース

あくせく稼いで税金とられ
たまのバカンス田舎へ行けば
37個も建っている
原子力発電所はまだ増える
知らねえうちに　漏れていた
あきれたもんだなサマータイム・ブルース

電力は余っている　要らねえ
もう要らねえ
電力は余っている　要らねえ
欲しくない
電力は余っている　危ない
欲しくない
要らねえ　要らねえ
電力は余っているよ
要らねえ　危ねえ

　1988年当時37基だったんですね。東芝も立場上、発禁にするしかなかったとあらためてよく理解できます。がんばって、止めてもらわなければ...