ファルコン植物記(1164)白い斑紋のある【カキツバタ】
5月
26日
【カキツバタ(杜若)】はアヤメ科アヤメ属の草本で、1770年頃、ロシアのバイカル湖付近で発見され、日本においては江戸時代に品種改良が行われてる古典園芸植物のひとつです。
湿地や水辺に群生し、梅雨前の5~6月頃にかけて開花、内花被片が細く直立し、垂れ下がる外花被片の中央部に白ないし黄色の斑紋が入ります。
昔は花の汁で布を染めたので「書き付け花」と呼ばれ、徐々に変化して「カキツバタ」になりました。