「結果を出し続けるために」
4月
16日
いきなりですが、将棋はお好きでしょうか?
昨年は、藤井聡太騎士が若くして2冠を達成し大いに話題になりましね。
私は、小学校時代に初めて将棋に触れ、中学校時代にとても強い同級生に出会って以来、しばらくは、のめり込んでいた時期もあります。
なぜ将棋が好きかというと、「先読み」という考え方がビジネスの世界でも大変役に立つと考えたからです。
そこで、本日は、「結果を出し続けるために」羽生善治(著)という書籍を紹介してみたいと思います。
10年も前に発売された書籍ですが、現代でも、混沌とした今だからこそ、参考になる内容が随所に見られます。
ご存知の方も多いと思いますが、羽生善治さんは、当時の将棋のタイトル7冠をすべて制覇した実績を持っています。
(名人戦、棋聖戦、王位戦、王座戦、竜王戦、王将戦、棋王戦)
※現在は叡王戦が加わり8タイルになっていると思います。
本の中で、羽生さんは、「人は普通に続けられることしか続かない」という少し興味深い事を書かれています。羽生さん自身は、「目標設定も実行も得意ではない」そうです。
しかし、「結果」を出されています。そこには「自分にとって自然にやっていくこと」が長く続けられるコツだと述べています。
色々な考え方があるとは思いますが、気負わずに、着実に前に進む事も大切ではないかと思わせてくれる1冊です。