驚きのミステリー小説
6月
4日
趣味の一つに読書がありますが、なかでも小説のジャンルでいえばミステリーが大好物です。
好きな作家は多くありますが、作品の殆どを読んでいる作家は東野圭吾です。
東野作品に最初に触れたのは「白夜行」でした。
かなりの長編ですが、「本に引き込まれる」という経験は初めてだった気がします。
その中でも、特に衝撃を受けた作品が「殺人の門」というタイトルです。
普通、ミステリーでは、なにかしら「殺人」が起こるのですが、この作品では殺人は起こりません。
というより、人が人を殺そうと思うまでの心の動きが書かれているのです。
月並みですが、読後は、本当に考えさせられる1冊だと思っています。
世の中には、多くの東野ファンがいて、賛否両論はあるかと思いますが、
ぜひ機会があれば手に取ってみてほしいと思います。