ベネチアの運河です。 映画「旅情」に出てくる、キャサリンヘプバーンとロッサノブラッチ―が恋に落ちる風景がいたるところにありました。 路地と運河が交錯して迷路のような街。そしてどこも同じような風景。何回行っても迷子になってしまいます。でも今は、スマホがあるから迷うことはないかも。
ドレスデンの路面電車のイメージカラーは鮮やかな黄色。 第2次大戦の空爆で壊滅的に破壊された街は美しく再生され、エルベ川を渡る路面電車、その向こうに見える旧市街。 再建されたフラウエン教会、数々の美術館や博物館、エルベ川のクルーズ、足を延ばせばモーリッツブルグ城やビルニッツ宮殿・・・、ザクセン王国が残した文化遺産は立派な観光資源となっています。 今年はこれで絵を11枚描きました。もう一枚描けば恒例のカレンダー作りに着手。
ユングフラウ登山鉄道沿いのハイキングコースをグリンデルヴァルトまでのトレッキングの最後、ユングフラウ、メンヒ、アイガー、シュッレックホーンに続くヴェッターホルン(3701m)が、登山電車に覆いかぶさるように迫ってきました。 アプト式の登山電車がひっきりなしにやってくるスイス有数の観光地。でも歩いている人はほとんどいません。いるのは牛や山羊ばかり。
大阪には今でも8か所に渡し舟があります。 これらの渡船は今でも市民の足として活躍しています。 わずか数十メートル先の向こう岸に行くのにこのような高い橋を越えろと言われても、車なら簡単に超えられるものの歩行者や自転車では大変なので渡船はやめられないと聞きました。 渡船といっても道路だからもちろん無料、自転車も一緒に乗ることが出来ます。
先日亡くなった「たまちゃん」駅長で有名な和歌山電鐵。 大池遊園の池を渡るイチゴをあしらった「いちご電車」。 南海電車の払い下げだけどデザインを変えると新鮮に見えるから不思議。 いちご電車の他にも、たまちゃん電車、おもちゃ電車など楽しいラッピングをした電車があります。
新潟県の豪雪地帯十日町市松代地区も雪が解けると里山一帯は見事な棚田風景に変わります。芝峠温泉に宿泊し観光協会でいただいた棚田マップを見ながら散策してきました。 訪れた日は快晴だったけど、雲海が出る日は幻想的な風景になるらしいです。 絵にあるボンネットバスは実際には走っていないけど、この風景にはレトロなバスが似合うと思いレイアウトしました。 絵は写真と違い好きなように描けるので面白い。
世界遺産のハルシュタットの渡し舟。 無人の鉄道の駅は街の対岸にあるので、街(村?)に行くには渡し舟に乗っていきます。 渡し舟から岸壁にへばりつくように立っている家並みの景色は壮観です。 船の上からゆっくり近づいてくる街の景色を眺めているとワクワクします。 背景の山の上には塩鉱があり、今でも良質な岩塩を採掘していて見学することができます。
インスブルックの路面電車。 一日券を購入し、路面電車とバスで市内を縦横無尽に乗りました。 欧州の路面電車は終点で電車の向きを変えるのではなく、ロータリーを一回りするのがほとんど。したがって運転席は一か所しかなく合理的?土地があるからできるとも言えますが・・・。 絵はなんということのない路面電車の終点の風景。 遠くの山はインスブルック冬季オリンピックの滑降競技の会場となった山。 この後バスに乗ってこの山のケーブルカー乗り場まで行きました。