京都府丹後半島の舟屋で知られる伊根。 昔は、大陸と京の都との交易ルートで栄えた伊根の街。 現在は、漁業が盛んで旨い魚料理を食べさせてくれるお店や旅館があります。 岸壁でじっと舟屋の風景を眺めて帰ってきました。 次回はゆっくりと泊まりで訪問して旨い魚料理を味わいたいものです。
オーストリア・メルクからデュルンシュタインという小さな町まで、ドナウ川を下る船に乗りました。 この一帯はバッファウ渓谷といわれて、ドナウ川でも最も美しいといわれています。 古くからの交通の要所であったので川岸にはいくつもの古城、要塞、修道院やブドウ畑が見られます。
コペンハーゲン中央駅から徒歩1㎞の所にニューハウンという屈指の観光スポットがあります。 17世紀に交易のために作られた港で、当時は貿易の荷揚場として栄えましたが、現在はカフェなどが立ち並ぶ観光スポットになっていて多くの画家や写真家が作品にしています。 デンマークの童話で有名なアンデルセンもこよなくこの地を気にっていたそうです。
フランクフルトとハノーファーの中間あたりにカッセルという街があります。 ここは、グリム兄弟が童話を書いたことで有名な街です。ドイツのゆったりした田舎町という感じで、都会の喧騒もなく自然がいっぱいの癒される街です。 ハノーバーで毎年春に開催されるCeBITの時には、ハノーバーのホテルが高騰するので、いつもカッセルに宿泊して1時間かけてハノーバーまで列車で通っていました。
オーストリアの世界遺産「ハルシュタット」に行く電車と船です。 ハルシュタットは僻地にあり、鉄道でいく場合には、オーストリア鉄道のハルシュタット駅で下車しますが、街は湖の対岸にあるので、駅から渡船で対岸まで渡らなければなりません。 イラストは、断崖絶壁を縫うように走るオーストリア鉄道と、ハルシュタット市街に行くための連絡船です。 ハルシュタットは絶壁にへばりつくように集落が立ち並ぶ美しい街です。塩鉱があり古くから岩塩の産地として栄えた街です。岩塩の採掘を見学するツアーもあります。
ウイーンの南にグラーツという中世の街並みが残っているオーストリア第2の都市があります。 中央駅から徒歩でもいけますが、絵のような路面電車に乗ればすぐに旧市街にいけます。登山電車にのって丘に上り旧市街を一望して、市内の散策するのは半日あれば充分の小さな町です。 クラシックな街並みと低床式のモダンな電車の組み合わせが良く似合う美しく楽しい街です。 絵の道路は自動車進入禁止道路。電車が来ると人々は悠然と電車に進路を譲りますが、事故が起きないのが不思議です。
桐生の友人を訪ねた時に、わたらせ渓谷鉄道を見に行ってきました。 わらせ渓谷鐡道は旧国鉄の足尾線を引き継いだ第3セクターの運営する鉄道で、絶景の渓谷美を誇る全国有数の路線です。 絵は、神戸(ごうど)駅に入線する下り列車をモチーフにしたものです。 この駅には、東武鉄道の昔の特急電車をそのまま使ったレストランや、昔懐かしい駅弁売りのおじさんがいたりして、休日には鉄道ファンをはじめ多くの行楽客でにぎわっています。また、駅の東側には、美しい渡良瀬川があり、ちょっとしたピクニックもできます。
和歌山駅から貴志駅を結ぶ和歌山電鉄の伊太祁曽駅。 この鉄道は猫の駅長で有名になりました。昨年はアフラックのCMでも使われています。(ぼくには・・・持病がある・・・のCM) 車両は南海電鉄の中古ですが、「たま電車」「イチゴ電車」「おもちゃ電車」など趣向を凝らした電車が走っていていつも鉄道ファンでにぎわっているようです。 絵は、ほぼ中間地点にある「伊太祁曽駅」の車庫です。左が「イチゴ電車」右が「おもちゃ電車」。「伊太祁曽駅」がこの鉄道の中心地らしいのですが、駅名がイタリアを連想させるようでもあり、日本神話に出てきそうな名前でもあり、なんとなく格調が高そうな駅名です。駅から歩いてすぐの所に、伊太祁曽神社があります。なかなか格調の高い神社です。 デザインは、形(南海電車)は同じでも、外観の色彩や模様を変えることによりまったく違ったイメージになるお手本のような電車が走っています。