<いつも同じような顔ぶれで・・>
3月
15日
「いつも同じような顔ぶれで…」
と悩んでいる人は、「分母」のことを考えていますか?
もしかして、参加者が「いつも同じ顔ぶれ」なだけでなく、
分母も「いつも同じ顔ぶれ」なのではないでしょうか?
同じような広報物をつくり、同じような告知方法を繰り返せば、
いつも同じような分母に繰り返しリーチすることになります。
「いつも同じ顔ぶれ」を避けるなら、分母を広げるか、
いつもと違う属性の人々にリーチしなくてはなりません。
* 自治体であれば、「広報〇〇〇」への依存をしないこと。
そもそも、区市町村発行の「広報〇〇〇」を読んでいる人は、
地域で暮らす限定された範囲の人々です。属性も偏っています。
* 団体の場合、「広報物」の内容やデザインに注力して、
「告知方法」にまで気がまわらないところが多いようです。
地域のどんな人たちに、届けたいのか?
そういう人たちが集まる場所、目にする場所はどこか?
・ターゲットとなる人たちはどんな属性か?
・その人たちに届く告知方法は何か?
・その人たちに訴求できる広報物とはどんなものか?
自分が接している世界だけが、すべてではない。
当然のことのようですが、忘れがちですよね。
ちろん客観的なデータの話をする場合は別ですが、
印象レベルの話だと、そのまま受け入れられません。
同じような人たちと、同じようなことばかり話していると、
いつの間にか目の前の現実をスタンダードにしてしまう。
客観性を保てず、他人から聞いた印象を鵜呑みにして、
それが先入観となり、知らないうちに囚われてしまう。
小生の周辺でも・組織やグループで、変化を避けて固定化を望む人が多いのに悩んでいる。
ぬるま湯につかっているのは快い! ただし現状維持は、退歩につながる。
新しいメンバー・多くの意見等を取り入れないと・組織は疲弊してしまう。