<レールが蘇った>
2月
25日
著者~ 山田 和昭さん~若桜鉄道代表取締役・ ・ I T 業界出身のマーケティングのプロ
発行所~ 祥伝社
裏表紙に衆議院議員・石破 茂 さんの激励文が掲載されている。
<鉄ちゃん社長の地方創生に期待する>
山田さんが手がける数々のイベントにお招きいただくにつけ、彼の発想や実行力と言った経営手腕に敬服することしきりだった。
いつの時代も、国を変革してきたのは地方の力である。
本書の書名どおり、レールの先には希望が見えるはずだ。
若桜鉄道(わかさてつどう)は、鳥取県東部の山里、若桜谷を走る第3セクターで、
全長19.2キロ、社員18人、保有車両は4両という小さな鉄道会社だ。
沿線に有名観光地はなく、ローカル鉄道の例に漏れず過疎化、少子高齢化、そしてモータリゼーションの発達で経営は危機に瀕していた
そこに東京から単身赴任で乗り込んだのが、公募社長の<山田和昭さん>
外資系IT企業でのマーケティングやブランディング、地域鉄道会社の業務支援といった、それまでの蓄積を生かし、若桜鉄道の立て直しに挑みはじめる。
* 全国的な注目を集めたのが、
● 2015年4月に実施した<SLの走行社会実験>・・石炭火力ではなく圧縮空して、1800万円の経済波及効果~4700万円の広告換算効果がたたき出された。
● 2016年3月には、中間駅の駅名とスズキのバイク名にちなんだ<隼ラッピングカー>を走らせ、当日はスズキの鈴木修会長、石破茂地方創生担当大臣(当時)も訪れた。
* 社長であり、小間使いでもある
● 私は外部に協力者にいつもお願いしています。
当社は、人とお金はありません。
ですからお客様の募集や景品提供などの関しては、御社でお願いいたします。
そのか当社は、例えば駅のホームで発表会を企画するとか、広報とかの面で協力できますかr・・
全編アイデアのオンパレード・・流石です。
マーケティング業界に精通した<山田社長>・・うなることばかり・・
小生の<脳みそ>の劣化も食い止められて・・再生も可能かな・