書籍名~ なぜ、あの人は自分のことしか考えられないのか 著者~ 加藤 諦三 さん~ 早稲田大学名誉教授・・ラジオの<テレフォン人生相談>パーソナリティ 発行所~ 三笠書房 今、<自分のことしか考えられない人>が増えている。 <どうすれば、心軽やかに、自信をもって生きられるか?> たった一つの真実に気づけば変わる! <ナルシスト>の特徴は・・ 物事を見る視点が一つ・・ 自分を褒めてくれるか・褒めてくれないかという一つの視点だけ・・ いろいろな面から物事を見ることができない。 自分の意見がない・・ 褒められばうれしいし、褒められなければ憎しみを持つ。 自分が憎しみを持った人の意見に反対する・・ 自分の意見で反対するのではない・・ 意見を言った人が嫌いだから反対する。 一見いい人なのに、<わたし>にしか興味がない、 わがまま、不幸自慢、人の話を聞けない・・・・・・ ナルシシストであればあるほど、現実に傷つきやすくなる。 ナルシシズムから解放されれば、人を憎んだり、責めたり、うらんだりしないで、 いつも生きていかれる 人の言動に過敏に反応して苦しむこともない。 青少年の犯罪が起こるたびに、最近の青少年は<自分の衝動を抑える力がなくなった>と言われる。 自分自身に自信のない<ナルシシスト>は、他人からの賞讃や感謝の言葉だけを心の拠りどころとしている。 周りからチヤホヤされ、特別扱いされて大切にされていたい。 少しでも批判的な言葉を浴びせかけられただけで傷つき、機嫌を損ねてしまう。 悪口を言われたり、注意されただけでカッとなって殴ってしまったり、ナイフで刺してしまったりするのは、ナルシシズムが原因・・ この本を読み終わって・・当然ことばかり並べられているが・・ 一方で疑問がたくさん残った・・ 最近は少子化の影響もあり・・親が子供に干渉しすぎて<過保護>になっているのでは・・ 以前から<マザコン>等の言葉が流行したが・・ <息子の重大犯罪>で母親の女優さんが弁解したり・・ 成人なら本人に責任を取らせればよいのに・・ <示談等>で処理などはとんでもない・・ 刑事責任を取らせなければ再犯の可能性も大・・ <富裕層>には、世間の常識が通用しないらしい・・