<泣いて歌うな~立ち上がれ>
7月
7日
* 恩師で作曲家の古賀政男さんが亡くなり、38年です。
思い出は尽きませんね。
行儀作法や言葉遣いを厳しく教えられたことです。
<悲しい歌は自分が悲しくて泣いて歌っては駄目だ> ともおっしゃっていました。
聴いてくださるお客さまに何らかのドラマがあって、その歌がお客さまの心の琴線に触れたとき初めて泣く。
歌い手が泣いてはいけないというのです。.
<歌は語れ・・芝居は歌え> ともおっしゃっていました。
古賀先生は・<・悲しいときには人間は泣く。 涙がかれたら、人間はしゃがむ。
そのあとは立ち上がる> と言っておられました。
人生それぞれいろいろあるけれど、しゃがんだままじゃ駄目なんだ。
立ち上がるんだよ・・というのです。
<おもいで酒>のヒットは、古賀さんが亡くなった翌年でした。
先生が生きていて下さったら、<ヒット曲が出ました!>と直接ご報告できたのに。ご報告に行ったのがお墓だったことはとても残念でした。
小生は<東海林 太郎さん・藤山一郎さん他>の歌手を見て育ったので・・
<身振り・手振りや踊る・・>は、とんでもない・・
職業歌手は、<プロ>なのだから堂々と歌え・・
奇妙な踊りや奇抜な衣装は大嫌い・・
歳を重ねても<童謡・唱歌>の延長です・・
NHKの紅白も<宮田 輝アナ~高橋恵三アナ>が卒業した時点で御終い・・大嫌い
<小林幸子>さんの、浮世離れした衣装も大嫌い・・
ただし<幸ちゃんの おもいで酒>は,何とか歌える・・歌詞がたまらなくいい・・
1 無理して飲んじゃいけないと
肩をやさしく抱きよせた
あの人どうしているかしら
噂をきけばあいたくて
おもいで酒に酔うばかり
小生は5年前に<C型肝炎・肝硬変>の治療を、始めた時から~完治した現在も・・
<断酒中>・・<思い出酒に酔う・・>ことができない。