書籍名~ 下流老人 (一億総老後崩壊の衝撃) 著 者~ 藤田 孝典 さん ・・ 発行所~ 朝日新聞社出版局 藤田さんは・・さいたま市で <生活困窮者支援>を、目的としたNPO法人を運営している。 年収400万でも、将来生活保護レベル!?の暮らしに・・ 今、日本に<下流老人>が大量に生まれている。 そしておそらく、近い未来、日本の高齢者の9割が下流化する。 下流老人とは、<生活保護基準相当で暮らす高齢者、およびその恐れがある高齢者>である。 現在すでに約600万人が一人暮らし、うち半数は生活保護レベルの暮らしをしているが、これは<他人事>ではない。 日本の老後は、もはやかつてのものから一変した。 間近に迫った日本の<老後総崩壊>に、どう対処すればいいのか? どんな自衛策があるのか? <下流老人のイメージ> 朝、薄明りの中で目を覚ます・・ 身体が重く思うように動けない・・ 昨晩の残りのご飯を少し食べ・・たくさんの <クスリ>を飲む・・ 持病があるため <クスリ>は欠かせない・・ しかし<クスリ代>が高く頻繁には病院にはかかれないため、もらった<クスリ>を、半分にして飲んでいる・・ 朝食のあと着替えると、自宅近くの公園に向かい・・そこのベンチで1日過ごす。 子どもはいない・・配偶者は数年前に他界した。 親族とも連絡を取っておらず・・今どこにいるかさえ分からない・・ 年金はもらっているが十分な額ではない・・ この先どう去ればいいか分からない・・ このような<高齢者>は、実際に存在する・・ 藤田さんのアドバイスが・・多く紹介されています・・ 小生も休職中で似たような状態ですが・幸いに?配偶者~次女と同居しているので悲壮感はない・ 近所の住民で<一人暮らしの人~10数人>が、上記のような生活を繰り返している・・ 服装や履き物等も無頓着な人が大半・・ 毎日同じような顔ぶれで集まり・・複数の将棋盤を囲んで話をしている・・中には昼間から飲酒組もいる・・ 一部の人と話をすることがありますが・・愚痴っぱなしが多く・・前向きではない・・ 貴方はいいな・・何処にでも出かけて行って・・などと羨まれることもあります。 小生は、服装を含め身だしなみが、乱れてきたら<赤信号>と、気をつけています・・ 困ったことが発生したら・・速やかに市役所やNPO等に相談して・・生活リズムの改善を、することが重要です・・