著書名~ <脱永続敗戦論> 著 者~ 小川 仁志さん・・山口大学国際総合科学部准教授 発行所~ 朝日新聞出版局 <裏表紙から> 集団的自衛権行使・特定秘密保護法・憲法改正へのステップ・・ この国家的危機に、なぜ国民は抵抗を示さないのか? 平時における政治への無関心・・非常時にも抵抗を期比する態度 この国は<民主主義の病>に侵されている。 日本人は<革命>を経験したことがないから、未だに国家をコントロールする術を知らない。 通常時における政治への無関心・・非常時にも抵抗を忌避する無責任の態度・・ この国は<民主主義の病>に侵されいる。 今年は戦後70年にあたる。 日本の近代化を三つのステップでとらえると 最初のステップが1868年の<明治維新>から1945年のGHQ革命までの77年 二番目のステップが戦後の70年 最後のステップが来年の2016年から次の70年である。 普通の人が日常にほんの少し政治参加を取り入れることで、他人事は自分ごとに変わる。 たった一度でも町内の自治会の会合に出席したら、自分の住んでいる地域に様々な問題があることに気づくだろう。 ゴミの分別の問題~一人暮らしのお年寄りのこと・・ 自分の家の近所で起こっていることは他人事ではない。 それに気づくだけで、社会を変えるきっかけになるはずである。 著者は巧みに、時代の変遷を捉え・・難解な言葉が多いが丁寧に説明している。 小生は国民の政治参加は <権利と義務>と理解しています。