青森県下北半島(原子力半島)には原子力関連の施設が多い。 財政難の自治体が、電源三法交付金を目当てに立地してきた結果だ。 誘致して豊かになった自治体が、立派で豪華な数々の施設を建設すると、近隣の市町村が、真似をして積極的に誘致に走った結果のようだ。 六ヶ所村~ 明治時代に六つの部落が合併してできた村 政府の構想通り、核燃サイクルの拠点となっている <国家石油備蓄基地> 昭和48年10月の石油ショックの経験を経て、非常時が再来した時に備えて国内で必要とする石油の90日分(500万キロリットル)を、備蓄している。 タンク1基の高さは24メートル・直径は81メートル~全部で51基ある。 タンクの群列は東西3.2キロに延びている。 <ウラン濃縮工場> <使用済み核燃料再処理工場> <放射性廃棄物に関する三つの施設>~ 高レベル放射性廃棄物貯蔵センター・ (低レベル放射性廃棄物貯蔵センター・ 使用済み燃料貯蔵プール) <陸上自衛隊~対空射撃場> 東通村~ <東通原子発電所>~4基計画 東北電力原発1号基は、現在運転を中止)~ 2号基は計画中 東京電力原発1号基は建設中(現在建設を中断)~ 2号基は計画中 <陸上自衛隊~猿ヶ森射爆場> むつ市~ 恐山・イタコ <高レベル放射性廃棄物の中間貯蔵施設> 耐用年数40~50年の二重構造の鋼鉄の容器に収容している。 <海上自衛隊~航空隊> 大間町~ マグロの一本釣り <大間原子力発電所> 電源開発で1基建設中 現在<原告・函館市>から原発差し止め訴訟が提出されている 全国の原発周辺の住民は、福島原発の事故は他人事ではなく心配している。 石原大臣の<金目でしょう>発言が話題になったが、<金目で誘致>した<自治 体や関わった一部の住民>の、最悪の結果責任です。 昔から<ダムで栄えた町は無い>と、言われますが大規模な現状変更は大きなリスクが伴います。