久し振りの海外(ニュージーランド)旅行で気付くこと

こんにちは!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお、です。

コロナ下で制限されていた海外旅行が解禁されました。そこで2011年までの5年間、家族と共に住み、ビジネスパーソンとして働いていた南半球の小国、ニュージーランドを約10年ぶりに訪れています。

そこで今回は久しぶりの海外旅行で、気が付いたことをいくつか記しておきます。

なお内容は、海外全般に言えることもあり、一方、ニュージーランド特有のこともあります。ご了解をお願い致します。

1.外国人や旅行者への接し方が適切で心地よい。


2.農業国であるニュージーランドならではの「自然」に対する畏敬の念がある

ニュージーランド人は、自分たちを取り巻く「自然」に生かされていることを深く理解していて、いたずらに自然を「コントロール」しない。

一方、日本は自然と言うものを何とか自分たちでコントロールしようと考えているように感じる。

それが逆に禍して、自然から災害や異常気象など、大きな影響を受けることになってしまっているような気がする。

ニュージーランドも本年2023年1月に大きなハリケーンで、大洪水の被害を受けた。地球規模の気候変動にはニュージーランドも対応するのが難しくなってきているかも知れない。


3.多様性を受け入れるためには、広い視野・高い視座、寛容さが必要。

ニュージーランドは言わずと知れた「移民大国」。

世界中から移民を積極的に受けれいている。特に私が以前住んでいた北島のオークランドはニュージーランドの中でも移民、特にアジア諸国からの移住者が多く住む都市。


4.ニュージーランドは人口が少なく(日本の約30分の一)、個人主義の国。

従って自らの意思で何でもできる、それを許す環境がある。周りから邪魔が入らない。

明らかな制限だではなく、目に見えない制約も多い日本。それに比べてニュージーランドは相当自由。これは堅苦しい?本国に比べると日本人は気楽に感じる。


5.一方、他人との関わりが逆に薄いので、自ら周りに働きかけをしないと孤独感、疎外感を感じてしまうこともある。

個人主義は一方で、自分で考える、自分を律する、という強い気持ちと行動力が無いと続けられない。

自分は「自分とは?」「どうありたいのか?」を常に確認し、進んで行こうとしないと誰も助けてくれない、背中を押してくれない。


6.海外で生活することの気楽さと難しさ

邪魔されない自由さ・気楽さ、とほおっておかれるている環境下で自分の意思で進んで行くことの難しさを感じる。

いかがでしょうか?

また次回に!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお

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「リーダーシップ」というものを思う時(15)「リーダーシップは管理職のためだけのものではない!」

こんにちは!
「働くあなたを応援するプロコーチ」砂村よしお、です。


「リーダーシップ」って管理職やリーダーの人が身に付けるべきものですよね?

リーダーシップについて話をすると、自分には関係ないと感じる方が少なからずいるように感じます。

本当にそうでしょうか?

リーダーシップを

「自らの人生を満喫するためのスキル」

と捉え直すとどうでしょうか?

会社や組織の管理職だけではなく、一人一人が誰でも身に付けたいものだと考えられます。

では改めて、リーダーシップを構成するものとは何でしょうか?

既に様々な視点や切り口で定義付けられてはいますが、こんな3要素に分解できるように思います。

1.目的を設定する力
2.リソースを収集し、活用する力
3.実行力

簡単に説明を加えると、こんな感じです。

1.目的を設定する力

「目的」がはっきりしないと、何を、どうしたら良いかが分からないです。

人生の目的と大きく捉えると話が難しいですが、「どんな人生を送りたいのか?」と自問することで何かが見えるはず。

2.リソースを収集し、活用する力

ここで言う「リソース」とは活用できる資産のことで、目に見えるお金や機械はもちろんですが、目に見えないもの、

例えば知識・経験、資格や特技。そして人脈、信頼できる師匠・先輩・友人・知人など。

これら様々なリソースを、目標達成のために組み合わせて、何かを創り出す力のことです。

3.実行力

これは言わずもがな、頭の中だけ考えているだけでは実現しません。

そして実行すれば必ず前進できる訳ではありません。

たとえ失敗したとして再度、立ち上がって、目的を見直し、リソースの組み合わせを考え直し、再度実行に移す。このような再生力もこれに含まれています。

いかがでしょうか?

皆さんには、上記のような「リーダーシップ」をぜひ身に付け、自らの人生を満喫、謳歌して頂きたいです。

では今日はここまで。
また次回に!

「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお

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「リーダーシップ」というものを思う時(14)「指示を与えることだけでは、部下は前に進めない!」

こんにちは!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお、です。

今日は改めて

「話を聴くことの凄さ」

について触れたいと思います。

上司は自分の部署としての「結果を出すこと」「成果を上げること」がミッションです。その目的達成のために、色々な方法を駆使します。

もちろん、指示を出すこと・意思決定を下すこと、など管理職や職場のリーダーがされていることです。

しかし、立ち止まっている部下やメンバーを目の前にした時に、このように感じていませんでしょうか?

「何をぐずぐずしているんだ!考えている暇なんかない。やるべきことはもう決まっている。何をもたもたしているんだ?」

そして、この後はこう見える部下に対して、このように言っていませんでしょうか?

「おい、とにかく行動を起こせ!やるべきことは決まっているんだ。先日指示した通りの実行に移せ!」

上司からのこの指示がいつもいつも不適切だと思いません。人命に関わる緊急事態や顧客クレームへの対応など、一刻も早く行動を起こすべき案件であれば、とにかく動かないといけません。

しかし

何かが部下の行動を止めている時、部下が部下なりに何か想いを巡らしている時。

「どうした? 頭や心の中で何が起こっているのか?」

と訊いてみることも、時には必要なのではないかと感じます。

無理やり、強制的に部下を動かすことを上司は出来ます。上司からの指示が結局正しいことは多いかも知れません。

しかし、ここは一瞬立ち止まって

「何が起きているのか?」

と確認する。

「自分の指示や考え方は、適切だったのか?」

と振り返ることも時には大切なのではないでしょうか?

そして、部下が心に引っかかることに「耳を傾ける」ことで、部下が納得し、そして上司側にも何らかの気付きや内省が得られることで、お互いに得られるものが多い気がします。

皆さんの職場ではいかがでしょうか?

ではまた次回に!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお

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「リーダーシップ」というものを思う時(13)「部下と1on1ミーティングをする前に」

こんにちは!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお、です。

最近、多くの企業で導入が進む「1on1ミーティング」。

部下にオープンに色々な話をしてもらうことは、部下の成長や気付きを引き出すためには重要な場です。

しかし一方、部下の話に耳を傾ける前に、上司として大切なことがあるのではないか、と感じます。それは

上司として、働く楽しみや仕事をすることで叶えたい夢などを伝えること。

そもそも部下の課題意識や内発的動機は、何から醸成されるのでしょうか?

もちろん元々、部下が抱いている想いや期待から醸成されることはあるでしょう。

それに加えて、職場で長い時間を共に過ごす上司からの影響は、かなり大きのではないでしょうか?

その上司の仕事に対する考え方や取り組む姿勢。一つ一つの指示や意思決定。

そして、仕事を通じて何を成し遂げようとしているのか?

仕事は楽しいことばかりではない。残念ながら理不尽なことや、理屈では割り切れないことにも遭遇する。

それらを乗り越えるためには、仕事を通じて果たしたい夢や野望を持つことが大切だと感じます。

「健全な野望」

組織の上に立つ人には、ぜひ持って頂きたいもの。

そして、それを機会を見つけて、部下に語って欲しい。

部下との「1on1ミーティング」を実施するまえに一度、上司は自分の胸に手を当てて、

「仕事を通して成し遂げたいことは何か?」

と、自らに問いたいと思います。

ではまた次回に!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお

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