木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day6)「経営社員に必要な五つの基礎力」

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木村勝男著「放牧経営」を読み進...
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。



昨日に引き続き、木村勝男氏の著書



「放牧経営」



を読み進めて行きながら、私がキーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。



この本のテーマを一言で表現すると



「いかに経営社員を育てるか?」



経営社員?



はい!



- 木村氏が考える「経営社員」とは? 

- そのような社員を育てる仕組みとは?



これらを読み解きながら進めて行きます。





第2章「経営社員とは何か」



章立て

1.経営者の覚悟(完了)

2.経営社員に必要な五つの基礎力(本日)

3.売れる社員を作る

4.学習する組織





「経営社員に必要な五つの基礎力」



章立て

1.基礎力とは

2.五つの基礎力の詳細





1.基礎力とは



(1)経営社員は経営者と同じ視点で考え、判断し、行動する社員であるので、当然高い能力が要求される。



(2)特に、情報収集と分析、情報発信、構想力・計画力、実行力など。



(3)最初からこれらを社員に求めるのは無理がある。そもそも経営者自身が全てを持っているとは限らない。



従って継続的に基礎力を学ぶ・体得する機会が必要である。

これは「リテラシー教育」である。





2.基礎力の詳細

五つの基礎力を簡単に記述していきます。



基礎力(1):読み

基礎力(2):かき

基礎力(3):そろばん

基礎力(4):話力

基礎力(5):体力





基礎力(1):読み



①文章を読む力:ビジネス書や新聞など、論理的な文章を読むことで培う。



②数字を読む力:決算書・統計資料などを読んで、数字から出来事や背景を読み取る力を養う。



③変化を読む力:仕事やプライベートも含めて、日頃接する人や事象を題材にリサーチする、考察する癖をつける。





基礎力(2):かき



①論理的に筋の通った、分かりやすい文章を「書く」能力:誰も知らないものを、分かりやすく他者に伝えることが必要となる。「データ」と「仮説」に基づく記述力を要する。



②自社や事業のビジョンを「描く」能力:新しいビジネスの仕組みを創り出し、それがどのように将来発展していくのか、ある程度の裏付けを持って表現できること。言葉だけではなく「数字」の活用も必要である。





基礎力(3):そろばん



①財務・会計の知識:B/S(貸借対照表)・PL(損益計算書)の知識



②「BSビジョン」を描く:企業は継続していくものなので、単年度の損益だけではなく、キャッシュフローも勘案したB/Sの姿を思い描くことが必要。





基礎力(4):話力



①論理的に話す力:論理的につじつまが合っているか、一本筋が通っているか?



②共感してもらえる力:論理だけではなく、背後にある想いを伝える。自分の腹の中をさらけ出すことも時には必要。





基礎力(5):体力



①知性・知的能力を支える物理的な体力は必須。



②ストレス耐性など精神的・メンタル面での体力も必要となる。





ではまた明日!

「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお



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