11月
9日,
2021年
今を時めく「中野信子先生」の講演を聴いてきました!
昨日、貴重な機会がありましたので簡単に共有をしたいと思います。
脳科学者
「中野信子」先生
の講演会に出席してきました。
実務にも役に立つ、貴重なお話をお聞きできたので、掻い摘んでお伝えします。
今日の章立て
1.全体の印象・感想
2.コーチングとの関連性の視点
3.日常生活で役立てられそうなこと
1.全体の印象・感想
(1)第一印象は「プレゼンス」がある方ということ。女性という華やかさが手伝っている部分もありますが、存在感が壇上からも伝わりました。
(2)しかし一方、講話をする口調は非常にソフト。話をしながら時おり視線を宙に躍らせ、言葉を慎重に選び、聴衆に噛んで含める感じで話されていました。
学術用語は伝わりにくいので意識的に避けている、もしくは説明をきちんと丁寧にする、という姿勢が伝わってきました。
(3)頭の回転は非常に速そうな感じでした。しかし、それをそのまま口に出さずに、コントロールしながら話していた印象を持ちました。
(4)歴史にも大変興味をお持ちで造詣が深いのか、脳科学と歴史との組み合わせという切り口はとても興味深かったです。
2.コーチングとの関連性の視点
(1)コーチなら誰でも知っている「ピグマリオン効果」の話をしてくれたのは嬉しかったです。
聴衆の殆どが社長・経営者だったので、このテーマは、やはり効くのだと腹落ちしました。
(2)先生から「行動は『言葉』に縛られる」という話がありました。つまり、我々人間は我々が発したり、聞いたりする「言葉」に影響を受けて行動する、ということ。
言い換えれば、「言葉遣い」を変えることで行動が変えることが出来る、ということを意味している。納得!
(3)「自己肯定感」と「自己効力感」の話もありました。
3.日常生活で役立てられそうなこと
(1)イノベーションの視点
先生のお話によると日本人は、世界でもトップクラスの「不安になりやすい」国民らしく、かつ、同調意識が強い、とのこと。この資質がこれまでの日本の強さを支えていたと理解しました。
しかし、今後はイノベーションや価値創造を進める時代。経営者やリーダーは、集団から逸脱する人やアイディアを採り上げ、これまでと異なる価値を生み出す意識を持って欲しい、との強いメッセージを頂きました。
(2)「絆」を作る視点
自己肯定感は、「オキシトシン」という物質が影響している、とのこと。他人から「認められた」経験が、自己肯定感に大きく影響する。
幼少期の「承認体験」が大人になったその後への影響は続くようだが、大人になっても他人とと精神的な「絆」を作る、認められるという経験が自己肯定感を向上させる。これは日常生活でも配慮できる視点だと感じました。
非常に示唆に富みながら、我々の日常生活にも役立てられる内容でした。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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