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詩は元気です ☆ 齋藤純二

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ズルズル出勤

スレッド
「十分ほど遅れています」
とのアナウンスで一斉に動き出すひとびと
電車の乗り換え
隣を走る違う線のホームに急ぐ

十分が待てない朝
なんてセコセコした時間の費やし方だ

しかし、今日も花粉が飛んでいる
「シュッワッチ、シュッワッチ」と
ウルトラマンが車内に数名いる
私も休日から気持ちは変身し切れていないが
ウルトラマンになっている

「ネクスト ステーション イズ シンジュク ターミナル」
鼻声の自動アナウンス、あんたもウルトラマンか
さあ、また乗り換えだ

あらら、こっちの電車も遅れている
けっきょく今朝はズルズルな出勤にイライラ
連鎖反応、よくあることだ
どっかのサラリーマンが独り言で
ブーブーと愚痴をこぼす
気持ちはわかるが静かにしてくれ

朝はなるべく滑るように時間が流れ
爽やかに仕事を始めたいと思うが
このゆとりの無さにカラダから
針が出ているような苛立ち

それでも幸せがここにあった
こうやってこの詩を書けているのだから
もう、それでいいじゃないか

さあ、来たぞ満員電車
iPadを閉じバックに入れよう

#詩

ワオ!と言っているユーザー

僕らの詩球

スレッド
感情は言葉となって踊りだし
賑やかに上昇すると
いくつかの雲になります
その雲の名前は連

いくつかの連が
空を流れて行きます

太陽はタイトルになり
地上から眺めると
詩が仕上がっています

みんなの詩が暮れる頃には
月のあとがきが現れ
一冊の詩集になります

夜の風が吹き始め
湿った匂いがすると
詩集の雨が落ちてきます

水たまりは本棚になり
たくさんの詩集を収めながら
水かさが増して
湖の図書館になります

世界は詩集の図書館で栄え
僕らの住む地球は
豊かな詩球になるのです

#詩

ワオ!と言っているユーザー

光/影/光/影

スレッド
なぜだろう
夜のひとりぼっち
さっきまでの賑やかな時間は
紺青の空へ昇り雲にでもなったのかい

光と影の影
嫌いじゃないけど
僕が膨らませた声がたくさん
聴こえて来る寂しさがクルクル回って

どっちも僕
すぐ変わるんだよ
光の時間は影の時間を消して
影の時間は光の時間を消しながら進む

光と影の光
嫌いじゃないけど
僕が背伸びした声がたくさん
聴こえて来る虚しさがクルクル回って

なぜだろう
昼の忙しい夢中に
さっきまでの静まった時間は
琥珀の間へ滑り光にでもなったのかい

#詩

ワオ!と言っているユーザー

僕の頭の中では。。。

スレッド
僕は「君の頭の中は幸せだね」とか、
「君の頭の中は平和だね」なんて言われます

これは褒め言葉なのでしょうか
それとももっと物事をしっかり見なさい
と、いうことなのでしょうか
もしかしたら僕のことを羨ましいなんて
思っているのでしょうか
なっ、わけないないですね

どうでも良いんです
なんと言われても良いんです

僕は僕である僕が好きなんです
疑問なんてありません
自分が幸せでないと
誰も幸せになんて出来ません

現実は夢、夢は現実
そりゃ苦しいこと、辛いこと
僕にもあるけどそこで疲れない
生きている逞しさに憧れるのです

そうです
「僕の頭の中は幸せっ!」
「僕の頭の中は平和っ!」
と、叫びたいくらいなのです

#詩

ワオ!と言っているユーザー

ぼくと君の石

スレッド
ぼくが河原で石を投げるのは
みんながやっていたから
その場の空気に
合わせている訳じゃないんだよ

わかるかい
ぼくは投げる石自身の運命に
とても拘るんだよ

四角なのか
三角なのか
丸なの
イビツなのか
キレイなのか
軽いのか
重たいのか
それともぼくと同じなのか

投げてみた感覚でしか
その出会いの相手が誰なのか
わからないんだよ

ぼくは何個も何個も投げたよ
でも見つからないんだよ
ぼくの石は

わかっていたんだね

君がぼくに手渡す石は
手の中でしっくりしていたんだ
たぶん遠くまで飛んで行きそうな
そんな予感はあったんだ

ほらね

君がいう

君がぼくを教えてくれる
ぼくも君をよく知っているよ

投げてみなこの石を

ほらね

ぼくがいう

#詩

ワオ!と言っているユーザー

のって

スレッド
捻りもない言葉……
春の風

ぼくのカラダは
吹かれ舞って
どうしよもないを越えた
ふあっとした気分さ

ああ、見えているよ
仲のよい猫ちゃんたち

初々しいカップルが
手を繋いでいるよ

そんなに勢いよく
子どもはだれを見て走って
ニコニコしているのだろう

友だちだろうか
お母さんか
お父さんか
兄弟だろうか

幸せな時間はキラキラして
ぼくをどこまでも連れて行く

春の風

別れの向こうに希望があって
ぼくは今
どこまでも吹かれ舞って
どうしようもないを越えて行く

#詩

ワオ!と言っているユーザー

ポエムタイム/ああ、仕事五分前だ。。。

スレッド
右から左に流れれば
右から左に歌うひと
左から右へと歌うひと
あるいは上から下へと歌うひと
もしかしたら下から上へと歌うひともいるかもしれない

そこが詩の面白いところだ
わけわからなくなってしまうと表現が自由になる
その感覚を大事にすると心にいい感じで隙間ができ
そよ風が抜けたりするのだからやめられませんね

あと十五分で仕事の時間なのに
桜の花びらが一枚
気持ちよさそうに飛んでいるのだから

そよ風を感じて詩を認めブログに投稿!

#詩

ワオ!と言っているユーザー

一個という新天地

スレッド
久しぶりに勢いのある詩が書けた。自分でもこれは一体なんていう詩なんだ、と思ってしまうくらいに意外性に驚く。読者は笑うか沈黙するかだろう。しかし、この表現しきれた感じをどう伝えたらいいのだろう。自己満足をすでに越えていて、超えているって感覚だ。自分の知らない自分に出会う時、詩を書くために呼吸をしているんだ、と強く思う。最上級の幸せってやつだ。

それでも詩をいつでも捨てれる覚悟はある。書けるうちは書く。もし書けなくなった時に哀しみではなく、喜びであるくらいに毎日を詩に打ち込む。媚びるな、詩にも媚びるな、それが俺の新天地的覚悟だ。

詩の後に何かあるとしたら、何があるのだろう、なんて野暮なことは考えない。生きる力は自分という作品の表現だ。モノに近づくことが人間にとって自然体であるような気がする。別に心を売るということではない。一個になることである。

納得いく詩が書けたというのにまた難しくなってしまう。まあ、これも一個になるための精進なのだろう。


#詩

ワオ!と言っているユーザー

平に反射する喜び

スレッド
蔑む内に安心を得る
儚くも拙く冷たい青の心情に
あなたは近づいて微笑み
パンを半分にしてさし出す

貧しさから飛び立つ心
存在の価値と喜び
温かな時間は輝きを放つ
初めて知る奉仕の心

もし僕のポケットに
数枚のコインがあるのなら
僕以外の存在への喜びを想像しよう

その喜びがなにより
生きているってことに気づく

そんな幸せになる話を聴いたんだ
君も聴きたいだろ
今度一緒に聴きに行こう
けしてお金の話じゃないよ

#詩

ワオ!と言っているユーザー

これまでと言う花

スレッド
「それまで」と言われ
「これまで」と死んでゆく

君は僕のことを残念な奴で
花咲く前に朽ちたと思っている

花咲く意味を知らぬは悲しいこと
光ばかり見て影でこっそり
伸びやかに咲き誇っている姿を見落とし
ああ、もったいない

「これまで」と言う花の名も知らず

#詩

ワオ!と言っているユーザー

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