今を込む
4月
2日
その中で元気が叫ぶ
俺は今を生きて
納得を飲み込めれば
もう目覚めなくても本望な覚悟は
違う次元で詩を綴らせるはずだ
追う納得という奴は
掴めそうで掴めないから
俺の心中を引きちぎり
バラバラにしては
不完全燃焼のカスで山を盛る
嘆いている暇は俺にはない
有限のカラダに
有限の魂からの消える恐怖を
塗り潰しながら今がある
ひとが感じる俺の魂など
真実のモノではない
追求する表現者は
自分に自分を近づける生きモノ
いつ死のうが
納得に近づく矢印になり
リアルタイムに投身しなければ
痛みの中から
やっと見つけた鍵穴に
俺を差し込むだけだ
そこが始まりでだろうが
終わりであろうが