痛風発作がくれた、大切な気づき
6月
22日
2年ぶりに痛風の発作が起きました。
右足首が腫れて、歩くのもやっと。痛みで目が覚め、いつも通りに散歩にも行けず、空手も社交ダンスもヨガもすべてストップ。お酒もやめました。これは本当に久しぶりのことです。
思い返せば、フリーになってから2年間、健康診断も受けず、毎日ビールを飲んでいました。右足首に違和感があっても、散歩したり山に登ったり、運動の爽快感を優先して、誤魔化していたのかもしれません。
でも、今回の発作で生活は一変しました。
運動もお酒もなくなった日々。急に時間が長く感じるようになり、「自分から運動とお酒を取ったら、何が残るんだろう?」なんて思ってしまったほど、それくらい“習慣”になっていたことに気づきました。
運動して汗をかいて、心地よくなって、ビールを飲んで寝る。そして朝早く起きてまた頑張る――そんな毎日のルーティンが崩れ、夜がやけに長く感じる。
「どれだけ自分は、運動やお酒で思考から逃げていたんだろう?」
でも、そんな中でも嬉しいことがありました。
何もしていないようで、コーチングセッションだけは変わらず続けていました。お酒がなくても、本音が言える。本音が聴ける。あらためて、セッションはやっぱり楽しいなと実感しました。
さらに、安心安全なオンラインコミュニティにも参加していて、そこで仲間とつながれていることにも救われました。
もしかしたら、運動やお酒も「心地よくなりたい」というだけでなく、「誰かとつながっていたい」からやっていたのかもしれません。
これまで学んできたコーチングやコミュニケーションの力は、運動やお酒に頼らずに人と関わる方法を、私に教えてくれていました。
今回の痛風は、そんな大切なことに気づかせてくれた時間だったのかもしれません。
これからは、健康にも気をつけながら、運動やお酒とうまく付き合っていきたい。そして何より、人とのつながりや心から安心できる仲間との時間を、大切にしていきたいと思っています。